バカ犬 | 続・阿蘇の国のアリス
あちゃ~、アリスごめん、
間に合わなかった...。

そばで寝てあげればよかったね。

二階で寝ていて、
お前が立ち上がるのがわかったから、
急いでおりてきたんだけど...
ダメだったね。

まぁ、いいや。
お前が立ち上がって
ひとりでオシッコ、できたんなら。

この前、ホーちゃんもやったからね。
人間と変わらないよ。

よし、よし。

だけどお前、これ。
年末に買ったコルクマットだぞ。

一枚、二枚...あっ、こっちにも歩いたあと。
全部で、十五枚も...。

「ママー、たいへ~ん!起きてー!
バカ犬がオシッコしたー!」

「ほんとに。も~う、アリスったら~。
ちょっと、かわいい私の子供に、
バカ犬とか言わんで。
あっ、オシッコ付いた。
も~う、このバカ犬が!」

「チッ、結局怒ってんの(アリス)」

読者の皆様、
ありがとうございました。

アリスが生き返りました。

今から大そうじです。

ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。