ライオンのように | 続・阿蘇の国のアリス
週末は、
ジュジュファミリーと
もなかファミリーと一緒に
旅をしました。


久住町の「鶏家」さんで
昼食をした後、
竹田の街に入りました。


ちょうど一ヵ月前。
ジャスママさんとビームさんと
るーさんと一緒に歩いた路地を
また歩きました。


その時、
お世話になった
「御客屋敷」の女性と
偶然会ったのですが、
彼女はその時のことを覚えていて、

「ジャス女王とビーム教祖、
ベルサイユのるー様はお元気ですか?」

と、尋ねてきました。


パパは答えました。

「あれから、
ジャス女王は、
イギリスの大蔵大臣に就任され。
ベルサイユのるー様は、
新種のバラ、キアラを作出。
ビーム教祖は、
週末だけコンパニオン教を
開いています!」


さて、
今回の旅の一番の目的でもある
もなか親分希望の、
「廉太郎トンネル」ですが...


ようやく、
見つかったようです。


「よかったね、ジュジュ君♪」


ジュジュファミリーと
もなかファミリーが泊まる
「ルナ天文台」には
午後6時に到着しました。




そこで、パパとママは急遽、
夕食に参加することにしました。


しかし、
美人の料理長に
ディナーをお願いすると、
「忙しいので無理です」
といって断られてしまいました。


パパとママは仕方なく、
「ガンジー牧場」で買った
パンを持ち込みました。

足りない分は、
皆に恵んでもらいました。


アリスはこの半年で
肩やお尻の肉がすっかり
落ちてしまいました。


4歳のジュジュ君は
一段とたくましくなりました。


その日、
ジュジュかあさんに
アリスが甘えていると、
ジュジュ君が割り込んできました。


アリスは怒りました。

ライオンのように
大きな唸り声を出して...。


僕はさすがはアリス、
病んでもやっぱり強い、
と拍手を送りました。