最近読んだ本の感想を書いてます。あくまでも、私個人の感想なので、捉え方が違ったり好き嫌いもそれぞれかと思いますのでご了承下さい。
『名探偵じゃなくても』
小西マサテル 著 宝島社
こちらの前に書いた『名探偵のままでいて』の続編
が出ていたのでこれは!と読みました。楓、岩田、四季そして名推理で謎を解明するレビー小体性認知症の楓の祖父。そこに祖父の教え子である我妻も加わりあらたな展開をむかえる。
前作と変わらず、古典名作ミステリのオマージュ的部分もあります。祖父の認知症は一進一退でいつまでこの謎解きができるのかという不安もある中で一日一日を大切にしていく。
前回もヤキモキしてしまった楓、岩田、四季の関係も進展?したような。楓は誰を選んだのか。
余談ですが、今回の本の帯は南原清隆(ウッチャンナンチャン)さん。そういや前回は岡村隆史(ナインティナイン)さんだったな。なんで芸人さん?と思ったら、小西さんは放送作家さんなんですね。今頃気付いた私でした(笑)