最近読んだ本の感想を書いてます。あくまでも、私個人の感想なので、捉え方が違ったり好き嫌いもそれぞれかと思いますのでご了承下さい。
『秘密に満ちた魔石館 5』
廣嶋玲子 作 PHP研究所
私の好きなシリーズのひとつである魔石館。
今までは様々な出来事を通ってきた石達が魔石館を安息の地にしていたが、今回は魔石館の主が出向いて石に憩いの場に誘っているが、敢えてそれに従わず自分の感情のままに活きる石達の話でまとめられている。
自分が安息するのではなく、持つ人を全力で護りたい石。持ち主を愛しすぎて共に破滅に進む石。
持つ事によって自分が変われた石。
石によって色々な御守的な意味を持たせている人間。誰かにはただの石だけど、自分には強烈に惹かれるというのはやっぱり何か意味があるんだろうな。花言葉もそうですが、宝石言葉を作った人は誰なのかしら?