時が来ると開くパンドラの箱 | Life is a journey  人生は旅・・・

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16年のブランクを経て再度トルコに住み始めた私の日々の徒然
シフトする生き方をサポートする運命チューニングをしています。

ようやく2年半ぶりにアナトリア文明博物館へ💓

 

 

 

いつもたどり着く頃には閉館していたミュージアムに、閉館1時間前に辿り着きました。

 

 

 

ちょうど中国人グループの観光バスがパーキングするところで、館内に入ると30人ほどの中国人グループが。

 

入るとすぐ出迎えてくれるのが、世界最古の遺跡とも言われているギョベゥリテペの動物レリーフのレプリカ。

 

 

 

 

 

12000年前とも言われるこの世界最古の遺跡のレプリカとはいえ間近で見られる。

 

 

 

そして青銅器時代のフィギュアたち…

 

 

 

 

 

これはアンカラのシンボルにもなっている。

 

 

 

こっちもアンカラの大通りに大きなレプリカが飾ってあったりする有名なフィギュア。実物は30cmくらいかな・・・。

 

 

 

世界の歴史の始まりとも言えるこれらのものについて、世界史で習ったんだけどあの頃は全く興味がなく…今になると、ちゃんと勉強しとけば良かったと思ってしまう・・・笑。

 

 

 

 

あの頃は何とも思わなかったのに、これらの青銅器の完成度と、東南アジアの精巧さではなく、何となくプリミティブさがある、素晴らしい細工に、今のわたしのハートはズキューン💓

 

 

 

 

 

 

すごい完成度よね?

 

 

 

 

これも有名なフィギュア。金でできていて、本物は3✖︎5cmくらいかなあ・・・。

 

 

この時代は金を多用していて、金のカップなども。金が健康に良いと言うことを知っていた人たちなのね・・・。

 

 

 

 

 

そしてやっぱりヒッタイトの石細工たち。

 


 

 

右のレリーフの翼の真ん中には菊の御紋がある。

 

 

 

 

 

古代都市の入口には門の両脇にライオンの彫像があった。これは上の怖そうなライオンと違って、顔がユーモラスで可愛い!このライオンたちはきっと日本の神社の狛犬へと繋がっているのではないかな・・・。

 

 

 

 

そして実は入り口に二体のスフィンクスもあった。エジプトだけじゃないんだね。

 

 

 

 

 

 

 

こちらはウラルトゥ王国の石棺。精巧な細工が美しい。ウラルトゥはアルメニア人だったから、やっぱり民族性が出ていて、きっちりしている。

 

 

 

 

 

世界史を習っていた高校生の時は思いもよらなかったのに、今のわたしはこれらの石のレリーフにものすごく魂が揺さぶられる。そして、こうやってこれらの文明が栄えた地に暮らしている。

 

 

 

時が来るとパンドラの箱が開くんだろう・・・。

 

 

 

アンカラは今日は晴天☀️

 

 

ミュージアムの後は裏道のスラムのようなところを通って、知り合いのおじさまの店へ。

 

尊敬する錫細工職人のおじさまの店で、退役大佐など男3人が世間話してるのを耳にしながら、座っている不思議。

 

 

久しぶりのミュージアムは、私の古代遺跡への情熱をまた掘り起こしてくれました。

 

今年の6月にはギョベクリテペやネムルートといった古代遺跡を巡るツアーを企画しています。

 

 

スロースタート気味の2024年に、エンジンがかかってきた感じです。