Life is a journey  人生は旅・・・

Life is a journey  人生は旅・・・

16年のブランクを経て再度トルコに住み始めた私の日々の徒然
シフトする生き方をサポートする運命チューニングをしています。

ようやく梅雨が明け、日本の夏が始まりましたね。

 

今日は、ずっと書きたいと思っていたことを書いてみようと思います。

 

実はわたし、いつの頃からか、

 

「その先へ行けない自分」

 

がいることを感じていました。

 

 

まるで、自分の周りを透明な丸いドームが覆っていて、

 

その外には出られないような感覚です。

 

学生時代は自転車で日本各地を旅し、バックパックで世界一周もしました。

 

「その先の世界を見てみたい。」

 

そんな気持ちはいつもあるのに、目的地へ着くと、その先へ進むことをやめてしまう。

 

「今回はここまででいい。」
「また来よう。」

 

そうやって、自分でその透明なドームの中へ戻ってしまうことが、とても多かったんです。

 

今思えば、目的地に着くまではコンフォートゾーンを越えようと頑張るのですが、

着いた瞬間にそこが新しいコンフォートゾーンになってしまい、

その外へ出ることに無意識の恐れを感じていたのだと思います。

 

地図を見ると、世界はつながっています。

Aという場所まで来たなら、せっかくだしその先のBにも行ってみたくなる。

 

そうやってAからBへ移動することには、不思議と抵抗はありません。

 

でも、Bに着いて周りを見渡すと、「行ってみたい」と思う場所がたくさんあるのに、

 

「今日はここまで。」
「また今度。」

 

そうやって、その先へ進むことをやめてしまう。

そんなことが、何度もありました。

 

一体、何が怖かったんだろう。

今なら少しわかります。

そこへたどり着くことで安心すると、そこがもう新しいコンフォートゾーンになってしまう。

そして、その外へ出ることが怖くなる。

どこまで行っても、未知の世界は未知のままなんですよね。

 

これは旅だけの話ではありません。

仕事でも、人間関係でも、人生でも。

「ここまででいい。」

そうやって、自分で線を引いてしまう癖が、わたしにはありました。

 

けれど人生も折り返し地点を過ぎて、ある時ふと気づいたんです。

 

昔、

「いつか行きたい。」
「いつかやりたい。」

 

そう思っていたことが、時間だけが過ぎて、まだできていないことに。

 

その頃、まず始めたのが弓道でした。

 

40の手習いで始めた弓道は、本当に楽しく、精神的にも鍛えられたように思います。

 

そして、その後まさかのトルコ再移住。

 

ずっとやりたかったトルコ最果ての地を巡る旅を、仲間と一緒に実現できるようになりました。

 

その先で出会ったのが、今回アララット山へ案内してくれるガイドです。

 

30年前から、なぜかずっと心惹かれていたアララット山。

 

旧約聖書にも登場するこの山を、私は2000年に、アルメニア側から初めて見ました。

 

夢中で写真を撮っていたら、スパイと間違えられて危うく逮捕されそうになった……という笑い話もあるのですが(笑)。

 

 

当時のトルコ東南部は治安の問題もあり、普通の旅行者が気軽に登れるような場所ではありませんでした。

 

それが今では、1か月ほど前に申請すれば、登山許可を取って登ることができる時代になりました。

 

昨年、アララット山初の登山ガイドの息子さんと出会ったことから、現実へと向かい始めたアララット山登山。

 

心では「絶対に登る」と決めていたのに、申し込む時はやっぱり勇気が要りました。

 

実はわたし、こう見えてかなりの怖がりなんです。

 

だからまずやったことは、FacebookやInstagramで「登ります」と宣言することでした。

 

自分の決心を公にして、退路を断つ。

 

すると、一緒に登ってくれる仲間が現れました。

 

 

彼女はアララット山の写真を見て、

「あの景色、どこかで見た気がする。もしかしたらノアの箱舟に乗っていたのかもね。」

と話してくれました。

 

もちろん、本当かどうかなんて誰にもわかりません。

 

でも、そんな直感に素直に従ってみることも、人生には必要なのかもしれません。

 

 

航空券を手配する。

道具を揃える。

一つひとつ準備を進める。

 

そのすべてが、私自身を自由へ解き放つ行動なんだと感じています。

 

そして今週は、四国・剣山のご神事にも泊まりがけで参加させていただくことになりました。

 

去年のフェスでも少しお話ししましたが、京都・祇園祭の山鉾巡行と剣山のお祭りは、どちらも7月17日。

 

そして聖書では、ノアの箱舟がアララットの山々にたどり着いた日も、第7の月17日とされています。

 

さらに剣山には、古くからアーク(三種の神器が納められていたという伝承)が隠されていたという説もあります。

 

こうした伝承が歴史的にどうだったのかはさておき、不思議なタイミングが重なっていることに、私はとても心を動かされています。

 

だから今年の夏は、京都から四国、そして8月にはアララットへ。

 

そんな流れに、自分自身でも驚いています。

 

人生は、何もしないで過ごすには長すぎる。

 

でも、「いつかやろう」と思っていることを現実にしていくには、決して長くはありません。

 

特に体力が必要なことは、年齢との勝負です。

 

だから私は、人生でやりたいことを書き出し、優先順位を決め、一つずつ実現していこうと決めました。

 

不思議なことに、「妥協せずに、自分のやりたいことを実現する」と決めると、見える景色が変わり始めます。

 

そして、そのために必要なお金や出会いも、不思議と巡ってくるようになります。

 

これは旅に限ったことではありません。

 

人生は、決断と行動の繰り返し。

 

そして、その一歩を踏み出すたびに、見える世界は少しずつ広がっていく。

 

そんなことを、この夏あらためて感じています。

 

もしかしたら、あなたにも「透明なドーム」のようなものがあるかもしれません。

 

でも、その外には、今の自分ではまだ想像もできない景色が待っている。

 

そう信じて、一歩だけ踏み出してみる。

 

その一歩が、新しい人生の始まりになるのかもしれません。

 

 

透明なドームの外には、きっと今の自分では想像もできない景色が待っています。

 

だから私も、この夏、その景色を見に行こうと思います。