みなさん、こんにちは!
スターズ神戸の新加入中国人選手の話題に関連して、昨年開催され途中中断となったIJリーグに少し触れましたが、今回それを引き継ぐ形(に見える内容)で新しいプロリーグが発足することになりました。
その名も”エクストリームアイスホッケーリーグ”。
参加チームは”東京ワイルズ””名古屋オルクス””滋賀ブルーライズ”の3チームで、ホーム&アウェイの6回戦総当たりとなる模様です。滋賀ブルーライズはIJリーグには参加していませんでしたが、今回、滋賀ブルーライズはホームリンクを元滋賀県立アイスアリーナ改め、木下カンセーアイスアリーナ(フィギアスケートの壁広告でおなじみ、木下工務店さんがネーミングライツしているリンク、京都の木下アリーナもあるのでお間違いなく)に定めて計6試合を開催する予定となっています。
関西のホッケーファンにはまた一気に観戦機会が増えることになりますね。
この話を初めて聞く人は突然のことになんのこっちゃやと思いますので経緯を簡単に書きますと、
ことの発端は日本リーグ時代からずっとトップリーグに参戦していた名門、日本製紙クレインズが親会社の日本製紙さんから分離し地域密着のクラブチームになるというところから始まりました。ところが新たにクレインズを引き継いで発足した”ひがし北海道クレインズ”が経営危機になり給与未払いの末に空中分解、監督の斎藤毅さんと一部のスポンサー企業、選手が契約更新せず新たなクラブチームとして”北海道ワイルズ”を立ち上げ、さらにアジアリーグ再参戦や元々のクレインズの運営企業の立場をめぐって連盟や地元自治体との話し合いが行き違いになるなど、すったもんだの挙句チームは東京移転を決意、東京ワイルズとして現在に至ります。
東京ワイルズはアジアリーグ再加盟(新規加盟?)を目指し、また経営の安定も期して、意欲的な活動を続けていましたが、クレインズから独立する際に代表を務めていた山田謙治さんが退団後しばらくのこのタイミングで、関東から西日本に軸足を置きエンタメ要素を強く打ち出した独立リーグでアイスホッケーの市場を広げようという野心的なプランを打ち出しました。これが昨年のIJリーグへと結実することとなります。
ワイルズもこの計画に参画、それに前後して(と言っても去年のことですが)西日本各地で連鎖的にアイスホッケーをもっと盛り上げたいと新規クラブが複数立ち上げられており、愛知県の名古屋オルクス、滋賀県の滋賀ブルーライズ、そして周知のスターズ神戸、など続々と現れてきている現状となっています。これらのチームはちゃんとした法人格でプロチームの組織の確立を急いでいるという点で本気度が感じられるところが頼もしいところです。
結局スターズ神戸はアジアリーグに加盟申請、IJリーグは東京ワイルズと名古屋オルクスに北京ライオンズを加えた3チームで開幕、予想以上の観客動員と盛り上がり、プレーの質も高く、公式に認定していなかった日ア連(日本アイスホッケー連盟)、アジアリーグ関係者にも大きなインパクトを与えたものと想像します。バスケットボールの2リーグ並立騒動も頭をよぎったのではないでしょうか。
盛り上がりを持続したままIJリーグは9月から一旦ブレイク期間に入りましたが、その間になぜかシーズンの中断が告知され以降は非公式戦として日本国内チームのみで行う旨が発表されました。
リ-グや各チームからは細かい事情は発表されず、ファンのおかげでここまでの活動は無駄ではなかった、みたいな一般人にはよくわからないコメントで終了となり、いったい何があったのか、北京ライオンズは納得してるのか、いろいろもやもやする顛末となりました。
そして一年弱、北京の代わりに滋賀が入った陣容で日ア連主催の新リーグということで、まあ勘ぐるのは、
連盟が頼み込んでIJリーグ中止→その代わり連盟主催で新リーグ立ち上げ、地域プロチームの処遇も誠実に考える→東京や北京はアジアリーグ参戦の道も応援しますよ→アジアリーグのマイナーリーグ的な立ち位置もあるか?
みたいな裏取引があったのか?なんて思ってしまいますが。
なおSNSやこういう変なサイトの情報はうのみにしないで、拡散はやめましょう(汗)
一旦始まったリーグを大人の事情で中断したのだとしたらちょっといただけないですが、まあ揉めてた人々が話し合ってみんなで協力できる体制になりそうだということなら応援したいところです。
なによりホッケーを楽しむ文化の裾野が広がりそうで楽しみです。
開幕シリーズは10月12日、13日 滋賀木下カンセーアイスアリーナに3チーム終結です。お時間ある方はぜひ!