ALIHアジアリーグアイスホッケー 横浜vs神戸 1回戦、26-27シーズン開幕!長文注意^^; | アイスホッケー観戦したい!

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細々ではありますがアイスホッケーの話題を掘り起こしていきます。

みなさん、こんにちは!

去る9/12、2026-27シーズンのアジアリーグアイスホッケーが開幕、横浜と苫小牧を舞台に熱戦の火蓋が切られました。
今回は9/12の開幕戦を観戦しにコーセー新横浜スケートセンターに遠征。新シーズンを占う横浜vs神戸 1回戦の模様をレポートしたいと思います。

前回お知らせしたとおり、今シーズンはALIHレギュラーリーグ99試合(全部で120試合)を有料ながらCSスポーツチャンネルGAORAのネット配信サービス、『GAORAオンデマンド』https://vod.gaora.co.jp/contents/category/alhockey
にてライブ配信&オンデマンド配信、を行ってくれることとなりました。
こちらを見てみると、横浜、苫小牧、とも、昨季各ホームチームがユーチューブで配信していたのと全く同じフォーマット。際立つのは実況担当が昨季と全く同じ、横浜はホッケー情報サイトのアイスプレスジャパン、ポタやんこと関谷さん、苫小牧が苫小牧ケーブルテレビのお馴染み山本純子アナ。つまり番組制作は従来通り、配信と課金だけGAORAがやるというスタイルか。
それだったら今まで無料だったのが有料になるだけじゃないか!などと言うなかれ。昨年は配信があまりなかった霧降アイスアリーナでの、次節、日光vsアニャンは予定が組まれている様子。もしかしたら日本からは行きにくいアニャンの試合も日本語実況・解説、さらには日本語サイトへのアクセスで見れるのでしょうか。
無料ではなかなかやってけないのを、有料にする代わりにたくさんの試合を見せてくれるということで、ご理解ご納得のほどをお願い申し上げます。
ALIHのみ月額料金2,640円(税込)、1試合は880円、はちょっと高くない?とも思いますが(年5,000円ぐらいとか1チーム分5,000円ぐらいとか、そういうプランがあればいいのに)、恵まれない業界のために、みなさんぜひ養分になってもらえたら助かります。

というわけで今節9/12・13の二日間は2会場ともネット配信の対象ということで、あまり営業妨害にならないようざっくりお届けしたいと思います。

JR新幹線の新横浜駅から歩いて数分、アジアリーグの舞台としては断トツの便利なロケーション、コーセー新横浜スケートセンター。
開幕戦とあって開場30分前には長蛇の列。

開幕戦来場記念にもらった、今回の試合の冠スポンサー、BTOパソコンのフロンティアさんと横浜グリッツのコラボカップ

なかなかカッコいい、そしてお湯を入れても手が熱くない。


先日、神戸・三宮での『プロアイスホッケーおもろいから観ようぜBAR』に来られていたファンの皆さんから、新横浜はアウェイ側の自由席に集結と聞いていたのでそちらに着席。
実は自由席が最前列、すぐ目の前のフェンスのところで選手同士が激しくぶつかり合ってフェンスのガラスが割れんばかり、すさまじい迫力です。
周りのみなさんの盛り上がりも半端なくてすごく楽しかったですが、ベンチの選手たちの影になるのもあって反対側のゾーンは非常に見にくく(しかし一緒にベンチで戦っているかのような臨場感)、じっくり観戦したい一般市民?の皆さんは、いっこ上段の指定席にした方が全体が見渡せていいかも。

今シーズン最初の試合は両チームとも、スタンドまで選手たちの集中力が伝わってくるほど、気合が入っていて張り詰めた緊迫感がありました。


1ピリ、スターズは度重なるショートハンドのピンチも凌ぎよく耐えましたが、横浜グリッツ #9 アレックス ラウター 選手の個人技が光るゴールで失点、2ピリにも同じようなシチュエーションからラウター選手に獲られて、0-2とリードを許す展開。グリッツ守備陣のがんばりとGK #30 富田 開 選手の堅実なゴールテンディングに阻まれ、相手に引けを取らない数のシュートを放ちながら、なかなかフィニッシュが決まらなかったスターズ。
正直、こっちのサポーターは、今年もこんな感じか..と、それでもいいよ、全力尽くそう!とか思ったとか思わなかったとか。
ところが流れが変わってきたのが2ピリ終盤、センターライン付近から兄 #14 矢野 倫太朗 選手が流し込んだパックを、弟 #19 矢野 竜一朗 選手が持ち込んでスピードに乗ったまま逆サイドにシュート。見事ゴールが決まり1点差。
さらに勢いに乗ったスターズの波状攻撃。2ピリ終了間際に今季横浜から移籍の#52 松金 健太 選手がゴール前に入った#22  エア 懐生 選手へのパスなのか、シュートなのか、ゴール前に放り込んだパックをエア選手が巧みに捌いてバックハンドでゴールを奪い同点!
会場全体がどうだったかはちょっとわかりませんが、観客席の一部地域は半狂乱の大騒ぎ!(すみません、ちょっとオーバーかも)

スターズ神戸、今シーズンの初得点は#19 矢野 竜一朗 選手。

 

同点弾の#22 エア 懐生 選手、2試合を通じて、果敢にゴールに迫るプレーを何度も披露。


しかし3ピリ開始直後、横浜の大卒ルーキー、#17 村社 海莉 選手が放ったシュートリバウンドを、これまた新加入、レッドイーグルス北海道から横浜へ移籍してきた人気選手#98 相木 隼斗 選手が叩いてグリッツ勝ち越し。
その後もスターズの懸命の反撃、最後の6人攻撃、などなどを凌ぎきって、横浜グリッツの勝利となりました。

いい試合をしてくれましたが一歩及ばずというところ、でもまだ対等に戦えたとは言えなかったかなぁ。

まずこの日はグリッツが良かったと思います。
ディフェンシングゾーンでのアタッカーへのマークが鋭く、なかなか余裕をもってパックを支配させてもらえなかったのと、スターズ陣内でのフォアチェックから激しいボディーチェックを多用して、攻撃の形を崩していく意識が徹底されていたように感じました。
スターズも激しい当たりには、こっちも当たり負けせんよ、っていう気迫が見られて頼もしかったですが(ある意味今節荒れた感じになる伏線になってたのかもしれませんが)、思うようなパック回しをさせてもらえなかったのはあったと思います。
なによりも大盛況の観客席を背負って、特にこの開幕戦、横浜グリッツ、選手の皆さんの気持ちが感じられるプレーでした。率直に拍手を送りたいと思いました。

ホームチーム選手紹介の中、さっそうと入場。この開幕節、大活躍のルーキー、前から#17 村社 海莉、#91 大和 純也、 両選手

一方のスターズ、こちらも闘志は十分でしたが、加えて攻守両面で進化があったのを強く感じました。
攻撃の面では思った以上に新加入のフォワード陣がいい動き、いいポジショニングで、ゴール前での厚みが増したのではないでしょうか。
前回記事で懸念事項として挙げさせてもらってました決定力不足の露呈、若干そんな雰囲気も漂いました。何度かあったパワープレーのチャンスもいいところなしで、現状、開幕戦の段階では、相手の意表を突くプレーのはずが味方の意表を突いて終わったり、シュートを打ってもゴーリーに見切られて抑えられたり、もったいないというか、その辺の攻撃の幅はまだまだこれから。パスやポジショニングの精度もグリッツが一枚上手でしたかねぇ..
しかしながら得点した矢野竜一朗選手やエア選手のゴール前での動きは、昨季以上にスキルアップも感じられ、期待を持たせてくれる材料ではあったと思います。
さらに#92 ホウ ユヤン 選手や新加入FWが決定力を発揮してくれたり、#91 ワン ジン 選手、#78 チャン ヒゴン 選手あたりがうまくスクリーンに入る、ゴール前でリバウンドを叩く、っていうのが出てくれば、まだまだ可能性は広がりそうな。

#78 チャン ヒゴン 選手、#46 渡辺 亮秀 選手


守備の面はさらに安定感が増したのが感じられました。
相手選手の危険な動きへのケアに際して、読み、寄せるスピード、さらにパックのキープ力や前線へのつなぎ、攻撃参加まで、昨季と比較して個人単位での平均値が上がっているのを如実に感じます。それを反映してこの試合、実に7回のショートハンドの場面がありましたが、いずれも無失点。
相手のトリッキーな攻撃や、混戦状態での対応など、一瞬の判断が必要なところで組織が崩される場面は多かった(特にラウター選手に取られた2点の場面など)ですが、これからチームの連携をさらに高めていくことができれば、失点を抑えて接戦に持ち込める試合が増えてくるのではないかと思います。

スターズのユニフォームも似合う!#52 松金 健太 選手

その他思ったことをつらつら書くと、

やはりペナルティが多い。#46 渡辺 亮秀 選手のペナルティが多いのはオーストラリアに行ってちょっと感が狂った?エア選手も相変わらず荒っぽいところもあるが、切り替えてペナルティは避けようという様子も見え、なんか微笑ましい?終わってからケンカしてたけど。
とは言え、やはりペナルティで流れが切れる。波に乗れない(この日の1ピリとか)。昨季のように押せ押せの時に腰を折るような反則は今後もないことを信じたい。

ハードなぶつかり合いになった今回、乱闘は良くないとは思いますが、クリーンなチェックの応酬はテンション上がった。
当たり負けしてなくて頼もしいが、相手が当たってきて初めてこちらも返す、みたいなパターンが昨季から多くてこの試合もそんな感じ。
相手チームに先輩選手が多いとも思うがそこは気後れせず戦ってほしい。

新加入FWの西脇颯選手、石田聖弥選手、スピードがあって技術もしっかり、期待したい。彼らを活かすような攻め方も考えてもらえたら楽しい。

#17 石田 聖弥 選手


#16 西脇 颯 選手


チェイスフェルプス選手はネットなどでの見た目はいかつそうだったが、実際はシュッとしててプレーもスマート。スケートがうまいというかやわらかい。羽生君までいかないが、町田樹選手とかの方がよっぽどホッケーな感じ、と言ったら言い過ぎか。(もちろん言い過ぎです)
あまり当たりにもいかない。思いっきりチェックかまされたらどうなるのか、心配なような、見てみたいような。


#21 チェイス フェルプス 選手


たっつーがもうひとつ良くなかった。リバウンドコントロールやセカンドアタックへの準備がうまくいってない感じ。再三パックを見失ってたり。
直接失点につながる場面は少なかったが、3点目、相木選手の決勝点は、一本目を止めるので精いっぱいになってしまってからのイージーゴール。最初の村社選手のシュートが良かったのが第一やけど。
開幕気負い過ぎたか、コンディションの問題か、もっと鋭いセービングを見せてくれるはず。
もちろん期待してます。

辛口の評価を書きましたが、なんだかんだで 30/33、セーブ率90.9%は次第点か。

神戸の守護神、精神的支柱、お笑いリーダー、一人で三役をこなす#32 石田 龍之進 選手

ゴールを狙うのは横浜#21 杉本 華唯 選手


翌第2戦はGAORAの配信で観戦しました。
この日はスターズが2点を先行するも追いつかれ、再び2ピリ終了時点2-2の同点となりましたが、3ピリ大量失点で結局2-6の大敗。
ちょっと動きが重いなという(グリッツ側もでしたが)感じはしましたが、途中までは懸命に渡り合う展開。最後は押し切られてしまいましたが、見ごたえある試合をしてくれました。
しびれる展開からのホーム観客を喜ばせる大量失点、やりますねぇ...(T_T)
ゴーリーを務めた#38 ソン ジェウォン 選手、この試合がプロデビューとなりましたが、なかなかよかったですね。堅実な普通にいいGKでした。最後6点目の緊張の糸が切れたかのような失点はいただけないけど。
しかし厳しいですが、この世界、普通にいいGKでは足りないと思うので、今後、神がかり的なプレーを見せてくれるのか、頑張ってほしいです。

スターズ公式のユーチューブで公開された、試合後のロッカールームの様子では監督からきつい言葉が投げかけられてましたが、自分はまあ120%に仕上げてきた横浜グリッツに対してよくやってくれたんじゃないかなとは評価してます。
もちろん負けてよしとするわけにはいかないですが、今季も毎試合見せ場を作ってくれそうな予感を感じた試合で、次こそは、という気持ちになっています。
まだシーズンは始まったばかり、頑張っていきましょう!