2年目のスターズ神戸 その4 ー 新メンバー考察 FW編 | アイスホッケー観戦したい!

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いよいよ地域限定化が進むアイスホッケーを、身近でも観戦できるよう盛り上げていきたいと思います。

細々ではありますがアイスホッケーの話題を掘り起こしていきます。

みなさん、こんにちは!
アジアリーグ開幕まであと1日!
なんか年賀状を大晦日に書いてるみたいな慌ただしさ、あと応援ボード作ったり、メンバー表も作りたいし、遠征の荷物まとめたり、夜は仕事片付けなあかんし、いや、マジでやばい!
前回のスターズ神戸に加わる新メンバーGK・DF編に続いて、今回は新たに入団したFW陣について考察したいと思います。

前置きは手短に、いってみましょう!
(敬省略)

#21 FW    チェイス フェルプス(Chase Phelps)
前回の中館選手の項でも紹介したアメリカのジュニアリーグの中でも最高峰レベルのUSHSリーグを経て、NCAA(全米大学体育協会、といいながら人気・実力・運営ともにプロ並みで、あらゆるスポーツについて学業との両立をしながらの興業の成功をも成し遂げる、おそろしい組織)Div1の超名門ボストン大学でプレー。4年間で130試合に出場と入学当初から主力として活躍、NHL(北米アイスホッケーリーグ、ご存じ世界最高峰プロリーグ)ドラフト候補と目されることもあったようですが最終的にはドラフトにかからず。ヨーロッパでプロキャリアをスタートさせ、これまで8年間各国を渡り歩いて外国人助っ人生活を送ってきました。
プロキャリア8年間で39ゴール40アシストは外国人助っ人FWとしては一見物足りない感じですが、数字上もゴールよりアシストが多い選手であることがわかります。長く活躍の場としていたスウェーデン3部リーグHockeyEttanのニュースなどでは、チームからは「スマートなフォワード」「周囲を成功させる選手」という紹介がされていたということ。大学時代もそこまで派手な数字を残せていない割に、のちにNHLで活躍する多くのスター選手に交じって主力を張っていた点を考えると、敵陣でのパックキープや周りの選手へのパス供給に長けた選手ではないかということがうかがわれます。
スピードに乗った速攻・カウンターは光るものの、比較的ゴール前・敵陣でのバトルやポジション取りに弱い印象のスターズ神戸にとっては、弱点を補ってくれる可能性を秘めた選手と言えそうです。
昨季はそれまでよりもレベルの高いポーランド1部リーグで0ポイント、4番目のラインが多く出場機会が少なかったようで、なにかと苦戦したと思われるフェルプス選手。
競技レベルはこれまで実績を残してきたスウェーデン3部リーグやイタリア2部リーグに近いと言われるアジアリーグですが、地域のトップリーグという特徴は突き抜けた能力の選手が時々混じってるという違いもあり、これまでの助っ人稼業の経験から如何に適応するか。さらには各国で経験を積んできてオルタネートキャプテンを務めた経験もあり、若いチームになにをもたらしてくれるのか。
日本でも一花咲かせてくれることを願います。

スターズ神戸 ー FW チェイス フェルプス 選手|契約合意のお知らせ

https://stars-kobe.com/posts/knYqi-As


#16 FW 西脇 颯
小学生の時には世代別日本代表に呼ばれるように、高校時代は、インターハイ優勝、世界選手権出場など華々しい経歴を積んできた西脇選手。
今年3月まで在学していた明治大学の学生新聞、明大スポーツの記事からは、高校・大学での精神面の成長も大きく、天才型のプレーヤーから努力の人へと変わってきたことがうかがわれます。

先日のスターズ神戸の公開練習では、スピード感あふれるスケーティングと新人らしいハッスルプレーで目立ってましたが、大学時代の試合映像などを見ると、スペースをとったり相手選手の動きを読んでのポジショニング、相手の攻守切替に際してのフォアチェック(相手パックになった時に前線でパックキャリアの選手に絡んでいくことで、相手の攻撃の勢いを削ぐような動き)などが印象的な、チームのフォーメーションを安定させる選手というイメージでした。

新加入の選手たち、まじめな人が多いみたいで、ちょっとぐらいやんちゃな選手がいてもいいのかなと期待してたんですが、そういうわけでもないようで。
まあトレバーがいるからいいか..

ともかくやる気が表に出る選手、応援のし甲斐がありそうです。
 

スターズ神戸 ー FW 西脇 颯 選手|契約合意のお知らせ

https://stars-kobe.com/posts/q21dFxF-

 


明大スポーツ - 西脇 颯 選手関連記事
https://meisupo.net/special/23661/
https://meisupo.net/news/47132/
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【インカレ2025】中央大学 × 明治大学|決勝(無料配信)(Tokyo Ice Hockey Channel / TIC)

https://www.youtube.com/watch?v=VGwk_cqM23o&t=10038s


【インカレ2025】法政大学 × 明治大学|準決勝(無料配信)(Tokyo Ice Hockey Channel / TIC)

https://www.youtube.com/watch?v=1Un3_XCS0oQ&t=4071s



#86 FW 阿部 泰河


マンガ「ドッグスレッド」のモデルとしても有名な、高校アイスホッケー界の強豪、駒大苫小牧高校から東洋大学を経て2022-23シーズン途中に日光アイスバックスからプロデビュー。
駒苫でインターハイ優勝を経験、東洋大学では副主将を務めて大学リーグ制覇、インカレ準優勝など、絵に描いたようなホッケーエリート街道を歩んできました。
しかしその後のプロ生活ではシーズン途中からの初年度も含めて、約3年半で7ゴール13アシスト、数字的にはパッとしない成績が続いています。
プロ入り4年目でそろそろ中堅の域に差し掛かってきた昨シーズンは期するところもあったと思いますが、シーズン初めから怪我で離脱、そのまま不完全燃焼な形でシーズン終了を迎えてしまったと思われます。

層の厚いバックスFW陣の中で上位ラインに定着し結果を出すには、実力はもちろんのこと、数少ないチャンスで自分の力を最大限出し切るメンタルとツキも必要だろうと想像します。
阿部選手の場合も第3、第4のラインでの起用が多く、思うように出場機会を与えられることも多くはなかったのではないかとみられ、いろいろ苦労し悩む部分も多かったのではないでしょうか。
学生時代からスピードを武器として挙げていた阿部選手、バックスの掲げる『ハードワーク』で全員が相手ゴールに押し寄せるイメージにマッチする部分も大きかかったかもしれませんが、学生時代からのスタッツや周囲の評価を追うと、アシストが多く案外スマートなプレーの『走れるゲームメーカー』という印象を覚えました。
当時の東洋フォワード陣には現在アジアリーグで活躍する中島照人選手、宮田大輔選手や、昨季スターズを引っ張った川岸潤選手などタレントが豊富でその時のチーム事情がそうさせたのかもしれませんが、バックスではチームの求める役割と若干ミスマッチがあった部分もあるのかなぁ?とも感じます。

翻っていろんなものが足りないスターズですが、オルタネートキャプテンへの就任も含めチーム内での立場が一変する今回の移籍、うまく嵌って才能を開花させてくれるのではないかと期待したいところですね。
前段で少し触れましたが、昨季スターズで86番をつけていた人気者、川岸選手は大学で1年後輩。阿部選手は今季、後輩の番号を引き継ぐ形になりました。
前任に負けない活躍でみんなに推されるよう頑張ってほしいです。

FW 阿部 泰河 選手|契約合意のお知らせ

https://stars-kobe.com/posts/GoHqA1dt


アジアリーグアイスホッケー公式ユーチュ-ブチャンネル ー 阿部泰河選手関連
https://www.youtube.com/shorts/2HbqPjG0Hk8
https://www.youtube.com/shorts/JACsUVenRRk


HC栃木日光アイスバックス公式サイト ー 阿部泰河選手関連
https://www.icebucks.jp/news/2023/01/25/21197
https://www.icebucks.jp/games/21609
https://www.icebucks.jp/games/28226
https://www.icebucks.jp/news/2026/04/08/30880



#17 FW 石田 聖弥


阿部泰河選手と同じく名門、駒大苫小牧高校出身、コロナ禍明けの2年次にはインターハイ優勝、翌年主将として連覇、駒大苫小牧は2022年から現在まで5連覇中という、同校OBとしては最も新しい伝説、という存在かと思われます。
ここからが異色な経歴で、卒業後は大学には進学せず渡米、前回記事の中館選手や今回のフェルプス選手同様(フェルプス選手は最高レベルのティアⅠでプレー)、アメリカジュニアリーグ、ティアⅡ(ジュニアリーグで上から2番目のレベルを表す)のNCDCでプレー。2年間の武者修行ののち昨シーズン日光アイスバックスからプロデビュー、となりました。
ルーキーイヤーは1試合欠場のみ、プレイオフ含め42試合で4ゴール8アシスト、シュート数58、は新人としては悪くない数字だと思いますが、チームの編成上の事情からか、あるいはご本人が生き急いでいるのか?日光を1年で退団。
自分はこのあたりはネガティブな情報というよりは、大きな目標に向かって最短距離で突き進んでいる、なにか大谷翔平的な決意というか強い意志を感じて頼もしく思っています。

石田選手の強みとして、バックス入団時のチームからの紹介では、
優れたディフェンス力
勝負強さ
どのライン、ポジションにも柔軟に対応できる力
などが挙げられています。

またアメリカジュニアリーグで2年目に所属したWest Chester Wolves(ウェスト チェスター ウルブス NCDC)の評価は、プロ選手としての人間性に着目し、
日々示す妥協のない勤勉さ
チームファーストの思考
を絶賛。

大学進学を選択せず真っすぐプロの道を突き進んできた石田選手は、まだ21歳の若手ではあるものの、アメリカでの経験やチーム内での役割の理解、競技に取り組む姿勢など、いろんな影響を与えてくれそうな雰囲気です。

本人はバックスへの入団に際し、自身の武器として
シュートの正確さ
コーナーでのバトルや1対1の場面で負けない強さ
を挙げています。
今回の取材で、今シーズンのスターズ神戸、つなぎやゲームメイク型の選手の補強が多かったかもしれないことが、私自身も発見だったと思っているんですが、そんな中でこの"シュートの正確さ"=決定力を挙げていることは鍵になるかもしれません。
スターズの場合、相手ゴール前での攻防が少な過ぎてあまり目がいきにくい点ですが、最後シュートを決めるフィニッシャーも強力とは言いにくい状況。キラーパスが来たら高確率でゴールできそうな選手を思い浮かべると、#19矢野竜一朗、#92ホウユヤン、#22エア懐生...各選手、ぐらいかな?

ほんとうにシュートに自信があるのなら、ぜひとも見せてほしい。なんならそれだけでもいいぐらい。ゴールラッシュ待ってます。
なんか活躍したらすぐNHLとか挑戦するとか言い出しそうやけど...(あくまで私個人のイメージです、実像はこれからみんなでワイワイして掴んでいきましょう)

FW 石田 聖弥 選手|契約合意のお知らせ

https://stars-kobe.com/posts/RDoltNaF


West Chester Wolves ー 石田聖弥選手プロ入りのニュース

https://www.westchesterwolves.com/post/seiya-ishida-signs-pro-contract-with-nikko-icebucks-of-asia-league-ice-hockey


HC栃木日光アイスバックス公式サイト ー 石田聖弥選手関連
https://www.icebucks.jp/news/2025/07/09/28421
https://www.icebucks.jp/news/2025/06/27/28337
https://www.icebucks.jp/games/28234
https://www.icebucks.jp/news/2026/04/19/30917



それにしてもみんなすごい経歴で、プロになる人たちってやはり選ばれし人々だなぁと胸を打たれます。
それぞれ事情は違いますが、そんな中でも引退したりクビになったり、すごい世界です。
リスペクトをもって、心して応援したいと思います。

そして今、9月11日15:30、やっと書き終えました(汗)
ところが昨日になってとんでもないニュースが!
なんとALIHレギュラーリーグ99試合(全部で120試合)を有料ながらCSスポーツチャンネルGAORAのネット配信サービス
https://vod.gaora.co.jp/contents/category/alhockey
でライブ配信&オンデマンド配信、ALIHのみ月額料金2,640円(税込)、1試合は880円
とのこと。
会場に行けない方はぜひ課金お願いします(笑)。お金を回さないと無くなっちゃうので...