2年目のスターズ神戸 その3 ー 新メンバー考察 GK・DF編 | アイスホッケー観戦したい!

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細々ではありますがアイスホッケーの話題を掘り起こしていきます。

みなさん、こんにちは!
今回は26-27シーズンからスターズ神戸に加わる新メンバーについて考察したいと思います。が、その前に昨季限りで退団となったスターズ神戸の創設メンバーの皆さんがこちら

1年限りでチームを離れてしまったのは残念ではありますが、これもプロスポーツの倣い、次のステージでのご活躍を祈念することにしましょう。
ひとまずは昨シーズンの奮闘に謝意を表します!

そして現在のところ発表されている、今季からスターズに加わる新メンバーの皆さんがこちら

正直自分も他チーム、まして外国で活躍していた選手の皆さんについてはあまり知らないので、どんな選手なのかネットなどを使って調べてみました。
ちょっと違うぞ、というところがあれば他チームのファンの皆様からの修正・加筆も大歓迎ですので、コメント欄などでご指摘お願いできればと思います。
それではいってみましょう!
(敬省略)

#38 GK    ソン ジェウォン(송 재원)
韓国 延世大学を今年卒業、トライアウトを経てスターズ神戸に入団した模様。
延世大学では昨シーズン限りで退団したチャンガラム選手をはじめとするシンドンヒョン、ユテウン、パクサンジン、各選手ら、スターズ創設メンバーの延世大OBたちの1年後輩。大学2回生時まではガラム選手の陰に隠れて出場機会に恵まれない時期が続いていたようですが、各世代で代表に選ばれているところを見ると実力は評価されていたと見るべき。
控えGKの時間が続いた間に、現役時代アジアリーグのカンウォンランド・アニャンハルラなどで活躍した延世大学コーチのソンホソン氏の指導のもと才能を開花させ、ガラム選手のケガもあって3年時にはメインGKの立場を奪取。翌年最終学年時には大学リーグや高麗大学との伝統の定期戦などで大活躍して満を持してのプロ挑戦ということになったようです。
『平常心』『良い習慣(練習内容やゴールクリーズでの振る舞いを指すと思われ)』『一貫性』などを重視するコメント、入団コメントでの『私の目標は1勝ではありません』という言葉、これらからは非常にストイックで責任感の強いアスリートという印象を受けます。
ガラム選手は卒業時の後輩への言葉でジェウォン選手に『誠実で模範的な後輩』『延高定期戦や大学リーグとか全部任せられる』と声をかけていたとのこと。
正直ガラム選手の突然の引退はショックもありましたが、"正統後継者"であるジェウォン選手にも期待したいところです。

スターズ神戸 ー GK ソン ジェウォン 選手|契約合意のお知らせ

https://stars-kobe.com/posts/OH3oysYA


韓国大学スポーツ協議会(ソン ジェウォン選手インタビュー)https://www.kusf.or.kr/news/uni_news_view.html?

page=2&seq=825&ecode=99&ncode=15&n_year=2026&n_month=6

 

世延ネット(2025年延世大学アイスホッケー新入生歓迎会と送別会の模様)

https://www.seiyon.net/board/news/1993820



#27 DF 中館 庸太朗
埼玉栄高校在学中からU18日本代表に選ばれるなど早くから頭角を現し、大学を中退後3シーズンにわたってアメリカのジュニアリーグ(プロを目指す若手選手が集まる育成リーグ、ここから大学リーグやプロリーグにステップアップする選手が多い)でプレー。ここでも結果を残して着実にステップアップを果たし、22-23シーズンに東北フリーブレイズからプロデビュー。年齢的には若手ながら今季がアジアリーグ5年目となる実績が頼もしい選手です。
昨シーズン、神戸と対戦した数試合のイメージでは、あまり派手に目立つプレーの印象は少なく、サイズ的にも力でねじ伏せるようなタイプのDFではないのかな、と思いますが、まだまだチーム作りの途上にあるスターズにとっては、守備体系を作り上げていくうえでその技術と経験が大きな力になってくれるのではないかと期待しています。
今回の移籍ではブレイズでの後輩、#47 小島 快 選手と同時加入となり、さらに#46 渡邊 亮秀 選手とは23-24、24-25シーズンをともに戦っていて、今季スターズのディフェンスのいくつかのラインはさながら東北フリーブレイズからの移植という様相になりそうです。さらに23-24シーズンはFWではありますが#14 矢野 倫太朗 選手も東北に在籍していて、この年、中館選手のプロ入り初ゴールを矢野選手がアシストしている模様です。
とまあスターズにも気心知れた仲間が多いと思われるなかで、中堅選手としてみんなにいい刺激を与えてくれたらいいなぁ、と思います。

スターズ神戸 ー DF 中舘 庸太朗 選手|契約合意のお知らせ

https://stars-kobe.com/posts/q21dFxF-



#47 DF 小島 快
東京生まれながら幼少期からホッケーにどっぷりはまり、中学時代はカナダにホッケー留学。帰国後は慶応義塾高校・大学に進学しながら大学1回生時にもカナダに留学して、学業と並行しながらカナダジュニアリーグ(アメリカのジュニアリーグより先の進路の実績や競技レベルではわずかに見劣りするものの、ホッケー強国カナダの優秀な人材が多数集まる有力な育成リーグ)でプレー。関東学生リーグ、ユニバーシアード日本代表、などでも活躍ののち、卒業後東北フリーブレイズからプロデビュー。
ここまで順風満帆なキャリアを歩んできた小島選手ですが、ルーキーイヤーは東北の充実したDF陣の層の厚さから出場機会も減り、苦戦したところも多かったかと思われます。
しかしそれ以上に若手として将来性にも大きな期待が寄せられる素材であるのは間違いないところ。プロ入り2年目の今シーズンはアジアリーグで結果が欲しいです。
大学時代攻撃的DFとしてならした小島選手ですが、プロ入り後のポイントは1ゴールのみ、今年2月7日、尼崎スポーツの森でのスターズ神戸戦でした。
こんなものでは済まないはず。貸した分は今年のうちに利息を付けて返してくださいね!

スターズ神戸 ー DF 小島 快 選手|契約合意のお知らせ

https://stars-kobe.com/posts/vFtcjruL


慶應義塾體育會スケート部ホッケー部門のブログ - テーマ:小島快

https://ameblo.jp/keio-icehockey/theme-10117747490.html



#52 DF 松金 健太
松金選手の加入は今ストーブリーグ(エアコンリーグというべきか?どうでもいいわ!)で一番のサプライズですね。
一昨年までアジアリーグをあまり見ていなかった私ですが人気選手として松金選手は知ってましたし、昨季対戦相手としてどうしても視界に入ってくるアグレッシブながら的確なプレーで、横浜グリッツのディフェンスの要であることは一目瞭然でした。
立ち入った詳しいことはわかりませんが、今回は転職して故郷の釧路に拠点を移したことが引き金で、グリッツを退団することになったようです。
スターズに加入したことについては、#19 矢野 竜一朗 選手が旭川に暮らしながら遠距離移動して練習や試合に参加していることが、なんらか影響しているのかなぁ、と睨んでいます。松金選手も同じ生活スタイルでデュアルキャリアの形をとるのでしょうか。
今季釧路にXHLの北海道グルスが立ち上がったことも考えると、スターズにとっては松金選手を獲得できたのは非常にラッキーなことだったのかもしれません。針の穴に糸を通すように条件が整ったのではないでしょうか。
とは言え、環境的にはいろいろ難しい問題もあると思われ、どこまで実力を発揮できるか新たな挑戦になることと思われます。
松金選手はプロ入り10年目、もうすぐ32歳でスターズでは最年長となります。明治大学から日本製紙クレインズに入団。チーム自体のひがし北海道クレインズ・北海道ワイルズへの改編、オフシーズンのオーストラリアリーグ挑戦、横浜GRITSでアジアリーグ復帰、とコロナ禍を挟む激動のホッケー界を様々な経験を積みながら渡り歩いてきました。
個人のフィジカルや技術で勝負できるだけでなく、豊富な経験に裏打ちされた読み、連携などは一級品でしょう。スターズにとっては今一番ほしい能力であると同時に、本人も仰っていますが、メンタル面やプロ意識などで若手の模範となってくれるのではないかという期待が高いです。

昨季、神戸vs横浜3回戦(2026.1.10)で#92 シン ドンヒョン 選手と競り合う松金選手


松金選手の発信をたどってみると、非常に知的で真摯に人生に取り組んでいる人というイメージが伝わってきます。
今回の記事を通じファンのみなさんにも彼のことを知ってもらって、ともに戦えることに誇りを感じてもらえれば、という気持ちです。

DF 松金 健太 選手|契約合意のお知らせ

https://stars-kobe.com/posts/WPotXfdB


松金 健太 選手のnote

https://note.com/52kenta


という感じで、DF陣はアジアリーグ経験者3選手の補強で大幅に経験値がアップ。
これはいい勝負ができるのではないでしょうか..
楽しみにしておきましょう!