今日は、集合に関する問題です。
以下2問を計2分以内で解いてみましょう。
例題1:
あるクラス40人に好きな科目についてのアンケートをとった。14人の生徒は理科について嫌いで、35人の生徒は数学について嫌いといっている。また、どちらも好きだという生徒は2人いた。では、理科が好きだが数学は嫌いという生徒は何人いるか?
1.24人
2.25人
3.26人
4.27人
例題2:
あるクラス40人に好きな科目についてのアンケートをとった。英語が好きだという生徒と英語が嫌いだという生徒の比は5:3、国語が好きだという生徒と国語が嫌いだという生徒の日は2:3でした。英語も国語も嫌いだという生徒は7人いた。では、英語も国語も好きだという生徒は何人いるか?
1.5人
2.6人
3.7人
4.8人
正解は↓を反転させてください。
例題1の答え、1
例題2の答え、4
できたでしょうか?これらの単純な集合に関する問題についてはテストセンターであれば各1分以内に解いて欲しい問題です。どうやって解いたかは皆さんの自由なのですが、できるだけ速く解くためには、
この表を使えば一瞬です!(テストセンターやウェブテストなど、受検する前にメモ用紙にこの表をいくつか作ってしまおう)
では、例題1を解いてみましょう。
①集合に関して何の要素があるかをまず見分ける。
→理科が好きか、嫌いか、数学が好きか、嫌いか
→表に書き込む
②分かっている数字を全部書き込む
③計算して全ての穴を埋める(完成!)
めちゃめちゃ簡単な足し算引き算だけで解けるので、慣れれば十数秒で解けます!
例題2を解いてみましょう
①集合に関して何の要素があるかをまず見分ける。
→英語が好きか、嫌いか、国語が好きか、嫌いか
→表に書き込む
②分かってる数字を書き込む
→が、今回は比率。英語が好き・嫌いの比率は5:3ということは全体の5/8が好きで、全体の3/8が嫌いという事。全体は40人なので、好き・嫌いの人数は25人:15人
国語についても同様
③計算して完成!
例題1と違うところは、人数が具体的な数字で表わされていないところですが、ここも一瞬で計算して具体的な数字に変えましょう。
そうすれば例題1と変わりません。