われわれの親くらいの世代ですと、子供が泣いてすぐ抱っこすると、すぐに抱っこ抱っこという子供に育ってしまう、いわゆる抱き癖がつくといわれ、子供が泣いても安易に抱っこしないほうがいい、というのが通説だったようです。
実際、私も母からあんまり抱っこしすぎないほうがいいよと言われたことがあります。
現在はこの抱き癖に関してはかなり認知が進んでいるようであり、ほとんどの方が「抱きグセがつくから抱っこしない」のは間違っているということはご存知のようです。
この抱きグセ、親の愛情を求める表現方法のひとつなわけですが、先日読んだ「忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
」という本の中で、このような一文がありました。(今、読み返してみたら、正確には「忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
」ではなく、その末尾、「子育てハッピーアドバイス
」の宣伝の部分でした。失礼しました。ですので下の一文は後者の本に出てくる一文のようです。)
「抱っこしないことが続くと赤ちゃんはあるときから泣かなくなる。手がかからないよい子ではないのです。心のトラブルの始まりです」
赤ちゃんが、求めても与えられないと知った愛情に対してあきらめてしまうわけです。
赤ちゃんだって人間なのです、ましてや想像を絶する速さで学習する世の中で最も吸収と理解の早い生き物です。親に愛情を求めても与えられないことがわかってあきらめてしまう、それを手のかからないよい子と呼んでしまう、、、
大げさかもしれませんが、こうして考えるとなんとも切なくなります。
こうして生まれて数ヶ月にして愛が与えられないものとあきらめることを知ってしまった子は、どういう風に成長するのでしょうか。
必ずしも、このことだけを取り上げて人間性を語ることはできませんが(現に私が母からそういわれたということは、私も母からそのように育てられたはずですから)、時々、あ、この人はどこか不思議な魅力を持っているなぁと感じる人は、もしかしたら求めれば与えられる、あふれる愛の中で育ってきた人なのじゃないかなぁ、とそんな風に感じることがあるのです。
我が子供たちにも、できる限り与えられるように、努力していきたいと思って、います。
ま、なかなか実際はそんなに簡単なことじゃー、ないんですけどね。
きっとね、あきらめるちょい前くらいのタイミングが、肝なんですよ。どこまで引っ張れるかという(笑
だって、私たちも人間だもん(^^;
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