鮨 須藤 | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

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というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【5月23日(金)】

 

翌日mywifeが宇都宮で仕事のため、この日は佐野のセカンドハウスに宿泊。せっかくなのでお気に入りの鮨屋、須藤さんに招待しました。

最初は、いつものスーパードライの生。

 

万願寺唐辛子の炙り浸し。ピリッとした風味がいい。

 

ウニがたっぷり入ったもずく酢。自家製の土佐酢は出汁が多めとのことで、確かに優しい感じ。

 

桜海老の茶碗蒸し。これは絶品でした。素揚げした桜海老の、香りの濃度がすごい。翌日も、ふとこの香りを思い出すくらい。

 

宮城県墨廼江(すみのえ)酒造の純米吟醸SoLiD。日本酒度+12の表示だが、辛いだけでなく米の旨味もありバランスがいい。

 

こちらは栃木県、益子焼の酒器。

 

ホタテの磯部焼き。ホタテはもちろん、海苔も上質じゃないとこうはいかない。

 

お造りはマハタ、鯵、鰹。鰹には和辛子が付けられてる。確かに炙りが入ると辛子のほうが合うと思う。

 

次のお酒を頼んだら、なんと新政が出てきた!!。

秋田県新政酒造 天鷲絨 生酛木桶純米 2024

 

厚みのあるまろやかさ。流石の美味しさです。早いタイミングで出してくれてよかった。酔っ払ってから飲むには勿体無いからね(笑)。

 

イカの西京焼き。炙りも味噌も最小限で、イカの風味を引出してる。もう、お酒が進んで仕方ない(笑)。

 

さて、ここからはお鮨。

メイチダイ。上品な白身からスタート。

 

赤身の漬け。

 

サクラマス。

ここのお鮨は、赤酢を使ったシャリも気に入ってるのだけれど、その赤酢、3種類のお酢を混ぜて作ってるんだとか。他でまねできない味には、それなりの理由があるということですね。

 

このウニのボリューム、そして軍艦に巻かないのがいい。

 

キスの昆布締め。これも美しく美味しい。ちなみに昆布締めの昆布にも、ひと仕事してるんだとか。

 

長野県宮島酒店の信州錦 一瓢 純米生酒

 

芳醇辛口なタイプでお鮨とも合う。

 

そして待ってました(笑)、唐子づけ。真ん中のおぼろが風味をいっそう強くして、海老を満喫できる一貫です。

 

コハダは柑橘の香りをつけて。

 

大トロ。やはりこの食感はたまらない。

 

穴子の白焼きは山椒塩で。煮穴子もいいけど、ここの白焼きは超絶美味しい。

 

次は芝海老の玉だったけど写真が無かった・・・。

 

手渡しされたのは葱トロ。

本来はここで終りなのだが、追加でもう少し握ってもらうことに。

 

なのでお酒も追加(笑)。

岡山県嘉美心酒造の冬の月 純米吟醸無濾過生原酒。

 

追加一貫目は半熟いくら。いくらは軽く火を通すと、ねっとり濃厚な味わいになります。プチプチとした食感もいいけど、こっちのほうが好きかな。

 

そしてもう一貫はなんと椎茸。立派な椎茸を炙ってたので、そのまま出してくれるのかと思ったら・・・。そしてこれが想像の遥か上をいく美味しさ。いやぁ、ちょっとビックリだったな。

 

最後にお味噌汁をいただいて終了。

 

桜海老の香りに唸り、穴子の白焼きの美味しさを再認識し、椎茸の鮨に驚かされる、大満足の食事でした。

この日は先客が一人だけで、途中からはボクたちだけになったので、大将や奥さんとたくさん話ができたのもよかった。mywifeもいたく気に入ったようなので、佐野に来たときは再訪間違いなしです。