読書感想(273)「夜明けの街で◆東野圭吾」夜明けの街で 東野圭吾著 角川文庫 2024.5.22読了 ☆☆☆☆ 前半は、サザンオールスターズのLove affairの歌詞まんまのストーリーで微笑ましいが、そこはミステリー小説。中盤以降は、過去の殺人事件に巻き込まれて、さらにタイムリミットが迫るという緊張感のある展開に。主人公の微細な心理描写に加え、思いがけない結末を用意しているところは流石ですね。 こういう物語なのでハッピーエンドはありえないが、最悪でもないエンディングで読後感は悪くない。 今度、大黒埠頭にでも行ってみるかな。