明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
まだしばらく昨年の記事が続きますが、ご容赦のほど。
【12月23日(土)】
クリスマスのディナーは恒例のLiBEROさんで。
その前に、平和大通り沿いのCafe Leoneで時間調整の1杯を。
キールロワイヤルを頼んだのだけれど、泡が抜けててロワイヤルじゃなくなってる件(笑)。
いい時間になったので、平和大通りのイルミネーションを鑑賞しながらLiBEROさんへ。
可愛らしいテーブルセッティング。
まずはロゼ泡で乾杯!!
ステファーノ・アッコルディーニ555
いつもはFerrariなんだけど、この日のペアリングリストはこれになってた。前菜に合わせての設定らしい。
その前菜。中トロと燻製コンテ、中トロと自家製リコッタの2種類のタルタルのブルスケッタ。トロとチーズを合わせるという発想が素晴らしい。どちらも美味い、そしてロゼが合う。さすがです。
自家製パンいろいろ。ここのパンは、パン屋さんができるくらい美味しい。
車海老と東広島こい地鶏のズッパ。ほどよい酸味のスープが、トムヤムクンっぽくて面白い。蓮根やブロッコリーの野菜たちも存在感あり。ちなみに東広島こい地鶏は、東広島市と広島大学が共同で開発したブランド地鶏。鶏のくせに(笑)脂の旨味を売りにしてるらしい。
アワビのカリカリフリットとイカ墨のリゾット、北海道産生ウニのせ。アワビのフリットといい生ウニといい、贅沢トッピングで抜群に美味しいリゾットでした。
ペアリングのワインの紹介、忘れてました。2品目のズッパにはピエモンテの白、レーヴァ・グレイ2021。イカ墨リゾットにはヴェネトのソアヴェ、ラティウム・カンポ・レ・カッレ2021。SBを干してから絞ってるらしく、ブドウ感は希薄。しかしその風味がイカ墨とうまく合ってる。さすがのマリアージュです。
鹿児島産六白黒豚のトロトロバラ肉の濃厚カルボナーラ。LiBEROらしい、ガツンとした料理の登場です。何といっても、パンチェッタ代りのバラ肉が美味い。ここのワインはプーリア州のロゼ、カリートロ・ネグロアマーロ・ロザート2021。この肉とパスタの組み合わせ、持ってくるのはやっぱりロゼしかないか。
メインは柔らか牛タンのポルチーニ煮込み、安芸津ジャガイモのピュレ添え。牛タンはもちろん美味しいのだけれど、ポルチーニが立派すぎ。最初、こっちが肉かと思ったわ(笑)。蕪のマリネがアクセントになって、全体的にうまくまとまった、いいひと品でした。
合わせたワインはバローロにアップグレードして、グイド・ポッロ・ヴィーニャ・ラッザイラスコ2018。さすがに美味い。やっぱりメインには、これくらいのワインしゃないとね。
リベロ風チョコレートパイ、苺のジェラートと一緒に。ここはデザートも美味しい。特にチョコが。チョコ好きとしてはポイント高し。
コーヒーとお土産の焼き菓子。
この日ペアリングしたワインのラインナップ。
イタリアンに限らず、お店にはそれぞれ個性があり相性があるのだけれど、LiBEROの料理、ペアリング、ホスピタリティはボクらにとっては最高のレベル、広島の中でも無くてはならないお店のひとつです。ということで、今年のクリスマスもよろしくお願いします(それまでにも行けって?・笑)。