読書感想(263)「日本国記◆百田尚樹」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

日本国記

百田尚樹著

幻冬舎文庫

2023.10.3読了

☆☆☆☆

古代から現在に至るまでの日本の歴史を、ダイジェストで(と言っても上下巻で800ページにもなるが)記した作品です。しかし著者はよく勉強してるし調査してるなぁ、と言うのが感想。巻末の参考文献の膨大さがそれを裏付けてます。これらを読み込むだけでも、何年もかかりそう。

学校の歴史の授業でも、まずこの本を半年くらいかけて読み、そのあと興味の湧いた時代を掘り下げて学習する、というふうにすれば日本史全体を俯瞰して理解できるし、そのうえで好きな時代はより深く学べるし、更に今の教科書みたいに変なバイアスがかからなくていいと思うけどな。