【1月21日(土)】
この日も寒かったけど、元気に走ってきました。
9:35出発。計画では旧山陽道をトレースして八本松まで行き、そこから志和を回って榎ノ山峠を越えて帰ってくるというもの。ポイントは瀬野〜八本松の大山峠。2018年の豪雨災害で甚大なダメージを受けて、まだ復旧半ばらしいのでどうなることやら。
R2で八本松までは自転車で何度も走ってるけど、旧山陽道を通るという発想はなかったなぁ。これもグラベルロードの効果か?。
海田市〜安芸中野〜瀬野と、所々R2に合流しながら瀬野川に沿って遡上します。多少のupdowmはあるものの、車が少なく走りやすい。
涼木(すずむき)の一里塚。旧道なのらではの史跡がいくつかあり、ちゃんと整備もされてます。
JR瀬野駅を越えると川幅も狭くなります。路面やガードレールが綺麗なところは、豪雨災害の復旧の跡。この辺りも当時は酷い状態でした。
吉田松蔭詩詠の地。安政の大獄により萩から江戸へ護送される途上、この地で詠んだ詩が紹介されてます。
さらに進むと、安芸バイパスの上瀬野ICの工事現場に出ます。3月には全線開通するらしいけど、こんな状態でホントに出来るのかな。
この工事現場の先で旧山陽道は右に外れ、R2からは離れて大山峠に向けて山の中に入っていきます。
工事中の安芸バイパスの下をくぐると、いよいよ本格的に登り始めます(ここまでも結構登ってきたけどね)。
この砂防ダムの巨大さといったら!!。土石流の規模が尋常でなかったことが分かります。
その上流部分。あれから5年近く経っても、傷跡はまだ生々しい。
少し進むと舗装路が終って、いよいよオフロード走行です。しかし楽しく走れたのは束の間、
途中で道が寸断されたので、川筋のガレ場を登っていきます。これくらいなら、このバイクでもギリギリ走れる。
でも、こうなるともうダメ。バイクを担ぎ上げて旧道に復帰するも、こんな状態なのでとても乗っては進めない。
その後も倒木や蔦が絡まり、ほとんど押すか担ぐかと言う状態(バイクが軽くてよかった)。道を見失いそうにもなるが、所々木にピンク色のテープが巻いてあるのでそれを目印に登ります。
大山刀鍛冶の墓跡の碑。安土桃山時代、この辺りに刀鍛冶が住んでたらしい。でも墓跡なんかも流されてしまったんだろうな。
そして危うい木の橋を渡った先の道が完全に消失している。曽場ケ城山山頂の看板はあるが、そちらでないのは明らか。自転車を押しながら辺りの山中を10分くらい徘徊したが、道どころか踏み跡もない。頼りのピンクリボンも見当たらず、こんなところではGoogle Mapも役に立たない。峠までそう遠くはなく、方角を確認しながら登れば行けそうな気もしたが・・・ここは勇気ある?撤退をすることに。瀬野八越えで遭難したらシャレにもならんし(笑)。
案の定、いま登ってきたとこも分からない状況で、とりあえず沢筋に沿って下っていくと旧道に出ることができました。
その後はバイパスの工事現場でR2に合流し、再び旧山陽道に入ることなく(笑)最短コースで最終目的地に向かいました。
1月下旬までの期間限定、豚汁うどん。寒いときは特に美味しい。
さて今回の大山峠越え未遂事件(笑)、道の状態は悪くても押しと担ぎで越えられると思っていたが、ロストルートは想定外でした。次回はジオグラフィカでもインストールしとくかな。
というわけで、いつかリベンジしたいと思います。
本日の記録
走行距離 41.22km
走行時間 2h16min
最高 - 平均速度 37.7 - 18.1km/h
最高 - 平均心拍数 177 - 147bpm
最高 - 平均ケイデンス 118 - 77rpm
消費カロリー 823kcal
本日のコース