Restaurant be | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【7月2日(土)】

8月に移転&リニューアルするため、一旦閉店となるレストランbe。現在の店舗での“最後の晩餐”を楽しんできました(この日が最終日ではありません、念のため)。

 

パイパーエドシック・エッセンシエルで乾杯!。

今回は、広島の大学に通っている甥っ子の就職が内定したので、そのお祝いのディナーです。ひとまずオメデトウ!。

 

ここでは珍しいフィンガーフード。自家製パンを揚げたものを、ハモンセラーノで巻いてます。サクサクパンに生ハムの塩味がいい感じ。

 

冷たい前菜。カップの中は3層のになってて、下からオマールの出汁を使ったブラマンジェ、中段はオマールのゴロゴロ入ったジュレ、上段は空豆のムース。やっぱりオマールは美味しいね。

 

スペインのアルバリーニョ(銘柄失念・笑)。ちなみにワインはペアリングでお願いしてます。

 

アジとフロマージュのテリーヌ。右はオスミックトマトのシャーベットと胡瓜のピュレ。アジとフロマージュの意外な組み合わせ、トマトと胡瓜の温度差、一見相対しててもうまくまとまるところが面白い。

 

和食みたいな格好で出てきたのは釜揚げシラス。でもソースはオランディーヌでしっかりフレンチです。

 

次の料理に合わせてサーブされたのは、オーストラリアのロゼ Gentle ForkのRainbow Juice 2021。なんと17品種のブドウのミステリーブレンドだとか。確かに赤白混ぜたような味わいだが複雑さは無く、適度な果実味とフレッシュ感でなかなか美味しい。

 

そして合わせたのは鰻。愛知県産の立派なのを、ポルト酒に漬けて炭火焼にしてます。この鰻にこのロゼは正解だね。付け合せの岡山の茄子と倉橋のトマトも美味しい。

 

北海道産ウニのロワイヤル。濃厚のなウニの上には、ワタリガニがたっぷり。この日のコース、食材が豪華すぎ(笑)。

 

魚料理に合わせてブルゴーニュがスタンバイ。

CHABLIS PREMIER CRU Mont de Milieu 2014

ワインもいいのが出てきます。

 

スズキのポワレ。もちろん、皮目はパリッと身はふっくらで期待を裏切らない。ソースは蛤ベースで、ほうれん草、水菜、春菊が鮮やかなグリーンを演出。味も見た目も楽しめます。

 

赤はローヌで。

Domaine de la Charbonniere 2017

グルナッシュ&シラー主体で果実味豊か、タンニン控えめなフルボディです。

 

メインは佐賀黒毛和牛の網焼き。美味しい肉は、やっぱりシンプルに“焼く”のがいいね。ディジョンマスタードのソースにはエストラゴンが散らされてます。

 

メロンのソルベ。生のメロンじゃなくてよかった(笑)。ボクはアレルギーで、生のフルーツは食べられないものが多いんだな。

 

 

最後だからというわけじゃないだろうけど、この日は料理もワインも力が入ってましたね。いつにも増して完成度の高いディナーを堪能できました。そんなbeがどんな風に生まれ変わるのか、楽しみ楽しみ。