Restaurant be | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【11月6日(土)】

11月のワインフェア、テーマは“スペインワイン”です。スぺインのワインって、正直いろいろありすぎてよく分からないんだよね(笑)。

まずはローランペリエで乾杯!。

 

【シンプルな生ホタテのマリネをサラダ仕立てにして】

敷き詰めたホタテの上に、パプリカ、アルファルファ、シブレットなどを散らして、香りとビジュアルで勝負です。

 

ジャスト・ビー 2017

魚介と相性のいいアリバリーニョだが、ここはハーブのニュアンスと料理の緑っぽい香りがうまくマッチしてました。

 

【秋刀魚のロワイヤル】

これはワインフェアのコースではなく、いつも追加でお願いしているお任せのひと品。秋刀魚が濃厚でメチャ旨の茶碗蒸しです。

 

合わせたワインはトラミンのピノグリ(ここはテーマの縛りは無いのでイタリアでも可)。秋刀魚に圧倒されるかと思いきや、口に含むと魚の香りがきれいに消える。同調するでも相乗するでもない、何とも不思議なマリアージュでした。

 

【手長海老とマッシュルームの軽いクリームグラタン風】

食べ応えあるサイズの手長海老に、纏わりつくクリーミーなソース。孫野菜のしっかり香りのあるほうれん草も存在感あり。

 

グランデス・ピノス アナヨン シャルドネ 2019

よかった、メジャーな品種で(笑)。バランスのとれた美味しいワインで、特にソースとの相性が良かったです。

 

【東広島ジビエセンター 天然鹿ロース肉のポワブラード】

この鹿肉、驚くほど柔らかくてジビエとは思えないほど繊細。ボクの会社の近くに、こんなに美味しい鹿がいるとは(笑)。付け合せはシルクスイート、安納芋、紅はるかのさつまいも連合。鹿肉+濃厚赤ワインのポワブラードに対し、この甘さが意外といい立ち位置だったりして。

 

フアン・ヒル シルバーラベル 2018

なじみのない品種フミーリャ・モナストレル100%。これだからスペインはよく分からん(笑)。果実味豊かでどっしりとしたフルボディ。タンニンをほとんど感じないところが、ポワブラードソース&さつまいも連合とバッチリつながってました。

 

いつも思うのだけれど、このワインフェアの3品3杯(+お任せ1品1杯)のマリアージュには、シェフの創意工夫とチャレンジ精神が凝縮されてます。だから(何年通っても)飽きることなく、毎回新しい発見があったりするんですね。これからも、いい意味で裏切られることを期待してます(日本語ちょっと変・笑)。