【10月30日(土)】
いくら新規感染者数が減ったとはいえ、やっぱり感染対策が不十分なお店には行きたくないね。その点ここは、個室+アクリル板+換気バッチリですこぶる安心です。
まずはシャンパンで乾杯!。
さっそく部屋の調理台で職人さんが腕を振るってくれます。
鯖の棒寿司。済州島の鯖は脂乗りまくり。香りのいい有明の海苔で挟んで、充実のひと口でスタート。
椀は蕪の吸い物。秀逸な出汁に、松茸と柚子の香りで上品な仕上がりですな。
前菜盛合せ。左上から桜海老焼売、細巻き、胡麻団子、鱧の子ゼリー寄せ、河豚皮茶碗蒸し、亀の手、野菜煮物菊花餡かけ、秋鮭と茸の酢橘ジュレ、無花果豆腐。早く日本酒を持ってきてくれ~(笑)。
で、飛露喜の特別純米。
お造りは河豚、サワラ、鰤のサラダ仕立て。
河豚にはぽん酢を、サワラは山葵+塩、鰤は山葵+醤油でいただきました。
いかん、お酒のペースが速すぎる(笑)。これは而今。
長崎産クエの若狭蒸し。車海老や葱も合わせて、茸の餡がかけられ柚子胡椒がピリッと引き締めてます。
これはお品書きには無い、河豚の唐揚げ。骨の周りの美味しいところ。
そして再び職人さん登場。
これもコースには無いのどぐろの炙りの握り。いやいや、サービスしすぎでしょ(笑)。いと美味しゅうございました。
たっぷり雲丹がのった湯葉豆腐。胡麻のクリーミーな出汁が、これまたいい感じ。
次の料理に合わせるつもりで竹鶴の燗酒を。
広島豚のフライ。赤ワインのソースにはトリュフの香りが付加され、ここだけは洋風のひと品(小さいパンも付いてくる)。狙いどおり、燗酒とのマリアージュは大正解でした。
調理台の横の土鍋で炊いた、いくらご飯に漬物、味噌汁。もちろん、お代わりさせていただきました(笑)。
葉っぱに隠れたデザートは…
洋梨とヨーグルトのムース。
最後はコーヒーと小さなケーキ。
外食自粛中は調整さんの宅配を何度か利用させていただき、そのクォリティーには十分満足してたのですが、やっぱりお店で食べるのはいいなぁと、あらためて感じた次第(あたりまえだが・笑)。これからも、安心して美味しいものを楽しめるお店で、少しづつ外食活動を再開したいと思います。