Restaurant be | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【10月9日(土)】

約2ヵ月ぶりの外食です。10月のワインフェアのテーマは「ルーマニアワイン」。どんなワインが出るのか、どんな料理をマリアージュするのか、全く想像できません(笑)。
 

乾杯はいつものドラピエで。

 

これはワインフェアのコースではなく、追加でお願いしたひと品で秋刀魚と焼きナスをプレスしたもの。秋全開ですね。

 

合せたワインは、なんと仲田晃司さんのピノ。秋刀魚とピノとは微妙だなぁ~と思ってたら、やっぱり微妙でした(笑)。でも、バルサミコのソースとサワークリームでうまく折合い付けてるところは流石です。

 

【シャオルマ 瀬戸内平目の自家製トルティーヤ サラダ仕立て】

ここからがワインフェアのコース。見た目はさっぱり系のサラダだが、ドレッシングはケバブスパイスのような風味で、しっかりあの辺り(東欧から西アジア)の料理になってます。

 

ヴィル・ブドゥレアスカ プレミアム・タマイオアサ・ロマネアスカ 2019

タマイオアサ・ロマネアスカという品種100%で、味も香りもゲヴェルツみたい。でもこれがスパイシーなサラダにうまく合うんだな。以前beでカレー料理にゲヴェルツを合わせたことがあったけど、やはりあのマリアージュは正解だったんだと再認識しました。

 

【チョルバ・デ・パイ 広島赤鶏もも肉のクリームスープ ガーリックトーストと共に】

これまた表現しづらい風味のスープだなぁ。複雑な旨味と香りが絡まって、もちろん美味しいです。

 

底には具がたくさん沈んでて食べ応えあり。

 

ヴィル・ブドゥレアスカ プレミアム・フュメ 2019

今回ワインは全て同じ作り手さんなので、ボトルはどれもよく似てます。これはシャルドネ、SB、ピノグリの3種混合。個性的な香りで、それがスープにうまく合ってます。地場の料理には地場のワインが間違いない、ということですね。

 

【クルジェ風バルザ 広島牛と孫野菜農園キャベツのシュークルート オーブン焼き】

シュークルートのオーブン焼きって?て思ったら、ハンバーグみたいなルックスで出てきました。これもスパイスが効いててエスニック感満載。

 

ヴィル・ブドゥレアスカ プレミアム・フェテアスカ・ネアグラ 2018

また出ました(笑)聞いたことない品種フェテアスカ・ネアグラ100%。フルボディのボルドーっぽくてスパイシーなニュアンスがあり、料理としっかり同調してました。

 

あまりなじみのないルーマニアワインと、ルーマリア料理っぽくアレンジしたbeのメニュー。そのマリアージュは面白くもあり、勉強にもなりました。さらに“ルーマニアワインって意外と美味しい”という発見もあったりして。またいつか、新しい世界に連れてってください(笑)。