読書感想(221)「玉村警部補の巡礼◆海堂尊」 | アルジャーノンにシャンパンを

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というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

玉村警部補の巡礼

海堂尊著

宝島社文庫

2021.2.18読了

☆☆☆☆

前作と同じく、加納警視正と玉村警部補の凸凹コンビが主役。そして今回はこの2人が何とお遍路に出て、ゆく先々で事件を解決していくというストーリー。ギャグ的要素もあり、しかし加納警視正の謎解きはキレッキレで、なんか新しいジャンルの本を読んでるみたい。お遍路に関しても意外としっかり描かれていて、昨年結願したボクとしては納得するところ多々あり。桜宮シリーズのスピンオフ版ながら、全く新しい世界を形成していて、これはこれで将来の展開が楽しみです。