【10月11日(土)】
予約したのがいつだったか、忘れてしまいそうになる(笑)壮士の日。全員ちゃんと定刻に集合しました(ちなみにこの日を予約したのは、昨年の9月)。
まずは珍しいビールから。酵母が効いてて、これはウマい。
銀杏をこれでもか、というくらい使った銀杏豆腐。豆腐というより餅のような食感に熱々の出汁で、どこかお雑煮のよう。
秋刀魚のたたきと焼き茄子。炙った香ばしさに適度な脂の秋刀魚と、原形をとどめないくらいじっくり焼かれた茄子は、まさしく秋の逸品。
渡り蟹なのだが・・・下には蟹の出汁で炊いたシャリ、端につけられてるのは1年熟成させた蟹味噌の塩辛。半端ない旨さの鮨モドキ?です。
鱧と山口県産の松茸。鱧は骨切りするのではなく、200本くらいある骨をすべて抜くらしい。なので身がしっかりしていて食べ応えあり。
熱々の岩盤皿で供される、鰻の西京焼きと蓮根の天ぷら。脂ののった旬の鰻を西京焼きで食す贅沢。ホクホクの蓮根との相関も絶妙です。
何が入ってるのか楽しみな茶碗蒸し。今回はアボカド、マッシュルーム、子持ちイカ、とろろ芋、でした。
こちらも順調に進みます(笑)。福井の黒龍純吟三十八号。
手渡しされる鉄火巻き。ちなみにこの海苔、炙ってないのにパリパリです。
一夜干ししたえのきの吸い物。風味が格別。
丁寧に作られた玉。
テンポよく食べて飲んで、しっかり楽しめた1時間半でした。季節が移ると食材も変わって、また新しい発見がある。そういう意味では季節ごとに1回は来たいんだけど、なんせ予約が取れんからなぁ(泣)。