読書感想(211)「カエルの楽園2020◆百田尚樹」 | アルジャーノンにシャンパンを

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どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

カエルの楽園2020

百田尚樹著

新潮文庫

2020.9.3読了

☆☆☆


コロナが世界中に蔓延している状況に際し、著者が急遽書き下ろした「カエルの楽園 」の続編。前作では、日本を模したカエルの国“ナパージュ”は隣国に滅ぼされてしまうが、本作ではそのパラレルワールドという設定でまだ存続していて、隣国から入ってきた疫病の感染拡大でカエルたちが右往左往しているというストーリー。そしてその後の展開として、「ハッピー」「リアル」「バッド」の3つのパターンが提示されています。著者がこれを執筆したのは5月とのことだが、8月にはナパージュの首相が突然辞任を発表するというサプライズがあって、実際はどのパターンにも当てはまらない結果に。まさに、事実は小説より奇なりですね。果たして現実社会では、ハッピーエンドのシナリオは用意されているのだろうか・・・。

 

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話は変わりますが・・・本日でこのブログを始めてちょうど9年になります。その間にアップした記事は、これも含めて914本。大した内容でもないのに、いつも読んでくれている数少ない(笑)読者の方々、ありがとうございます。この9年間でボクは3回引っ越しして(広島→佐野佐野→茅ヶ崎茅ヶ崎→広島 )、2回車を変えて(DiscoSLK350 →718Cayman)、東京オリンピックが決定して延期になって、総理大臣は1回だけ変わりました(野田→安倍 )。これから先もどんなサプライズがあるか期待しかありませんが(笑)、とりあえず来年の10年1000本を目標にボチボチやっていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。