読書感想(203)「錨を上げよ〈一〉出航篇◆百田尚樹」 | アルジャーノンにシャンパンを

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錨を上げよ〈一〉出航篇

百田尚樹著

幻冬舎文庫

2020.5.14読了

☆☆☆

 

著者の処女作といえば50歳のときに発表した「永遠の0 」だけど、実はそれより20年以上も前に書いていたのがこの作品らしい。なんでも1500ページもあるので、発表できずお蔵入りになってたとのこと。著者の自伝的小説との解説だが、20代で書いた自伝って・・・。「出航篇」のストーリーは、傍若無人、乱暴狼藉な主人公の幼少から高校を卒業するまでを描いたもの。どこまでが実話かわからないけど、もう無茶苦茶ですわ(笑)。これから先が思い遣られる、4部作の1作目でした。