Restaurant be | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【3月30日(土)】

月例のワインフェア、3月のテーマは“桜”のつく食材。昨年の3月 も同じテーマで、春らしい華やかな料理が印象的でした。さて、今年はどんなマリアージュかな。



まずはローランペリエで乾杯!。



すると、そこにシェフから差し入れが!。山陰で仕入れてきた新鮮なミズダコ。捌きたてがトロットロで美味しい!。嬉しいサプライズ、ありがとうございました!。

 

最初から(!)マークだらけになったけど(笑)、ここからが本番です。まずはひと品目。

【桜マスのマリネ ホワイトアスパラガスのババロア マスの卵と共に】

低温調理のマスに、ムース状のアスパラのソース。味、香りは素材を生かし、ねっとり、ふわふわ、卵のプチプチの食感が楽しい。合せたのはムートン・カデ・アイス・ロゼ。キンキンに冷やして飲むように造られたロゼで、セパージュは非公開という不思議なワイン。ベリー系の香りが強く、確かに強冷することでシーフードといい相性になってました。



【金目鯛の瞬間オーブン焼き 桜海老 えのき茸 空豆のソース】

香ばしく焼かれた皮目とジューシーで肉厚の身が、圧倒的な桜海老の香りに包まれて、これまた魅力的なひと品に仕上がってます。



ワインは、オーストラリアのボエジャー・エステート・シュナンブラン 2016。フレッシュでシンプルなテイストが、かえって料理の風味を邪魔せず、これはこれでいい組合せでした。



【桜肉のフィレポワレ 桜肉とごぼうのジュレ ユリネの花びらを散らして】

この桜肉は美味しかったね~。柔らかく旨みがあり、言われなければ牛フィレと思ってしまいそうなくらい。濃厚ソースと相まって、満足度抜群のメインディッシュでした。そして、ここのワインもオーストラリア。アンガス・ザ・ブル・カベルネソーヴィニヨン 2015。“赤身肉のためのワイン”と言われるだけあって、しっかりしたボディ、凝縮した果実味、控えめなタンニンが馬肉、ソース双方と正当なマリアージュを完成させてました。


いゃ~、やっぱりこの企画はおもしろいなぁ。桜マス、桜海老、桜肉は昨年と同じ食材だけど、サーブされる料理は全く異なってて、合せるワインのアプローチも、またひと工夫ある。この漢字の食材シリーズ、もっとやってみませんか?。“紅葉”なんてどう?(ちょっとベタか・笑)。