読書感想(174)「月は怒らない◆垣根涼介」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

月は怒らない

垣根涼介著

集英社文庫

2018.4.30読了

☆☆☆

相手に何も求めない、期待もしない不思議な雰囲気の女性と、そんな彼女をとりまく立場も境遇も異なる3人の男性の物語。それぞれ背負ってきた過去がもたらす考えや行動が、互いを引き寄せるのか。そんな暗い過去など背負ってないボクは(笑)いまいち実感できなかったので星3つとしたが、個性的な登場人物やその思考過程はよく考えられている。共感できる人には、納得の小説家かもしれないな。