【1月26日(金)】
月1回の恒例イベント、テーマの食材を使った料理とワインのマリアージュ企画。ブログ記事を読み返してみると、昨年は半分も行ってないことが判明。思いの外出席率悪かったなぁ。今年は皆勤目指してがんばるぞ!(笑)。
で、今年第1回目のテーマはオマール。お店にとって、最もコストパフォーマンスの悪い食材らしいので、これは外せません(笑)。
表面に軽く火入れしただけの、プリプリのオマールに、濃厚なエビ味噌のソース。合せたワインはギィヴァッハ・アンドロー 2015。アルザスのリースリングとは思えないほどの樽香が、生に近いオマールの香りをうまくカバー。甘味と酸味の共通項もあり、なかなかうまい組合せでした。
2品目の食感はフワフワ(笑)。オマールの香りをしっかり残した軽いムースに、とろみのあるコク深いソース。これもオマールを全力で感じます。ワインはグランデス・ビノス・イ・ビニェドス・アナヨン 2016。スペインのシャルドネで、ボリューミー&フルーティ。料理にピッタリ合うでも、相反するでもなく、微妙な距離の平行線といった感じがいいです。
【活オマールエビのポワレ ギリシャ風野菜とソース】
最後もオマールをしっかり食べさせてくれます。ビネガーに漬けた野菜の酸味がアクセント。しかしこれだけオマール使うと、そりゃコストかかるわな。ワインはロワールのシュナンブラン、ヴーヴレイ・セック・ドメーヌ・ヴィニョー・シュヴロー 2016。ミネラル感のあるしっかりボディで、これくらいじゃないとオマールの香りのボリュームには太刀打ちできないな。
オマール尽くしの贅沢なディナー、しっかり堪能しました。特に今回はワインの合せ方がひと捻りあって、面白かったと思う。料理も、ワインの合せ方も、工夫を続けることで確実にスパイラルアップしてますね。次も楽しみにしてます。