喜多丘 | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【10月14日(土)】

季節ごとに旬の食材を楽しむのが恒例になりつつある、喜多丘さんでの食事。この日はたっぷり秋を味わってきました。

 

食前酒(自家製梅酒)のあとは、ウニ、舞茸、菊、とんぶりなどが入った餡かけ。ちなみにとんぶりは、掃除に使うほうきの材料の実なんだって。勉強になります。


乾杯は持込んだロゼシャンパンで。
 
BEAUMONT DES CRAYERES 2006

見た目によらず守備範囲の広いテイストで、前半に出てきた料理との相性はバッチリでした。

ひと口サイズのイクラご飯。お米はもち米です。



そして早くも主役の登場。


松茸の土瓶蒸し。あの喜多丘さんの秀逸な出汁に、日本人しか理解できない贅沢な香り、最高ですね。土瓶はちゃんと蒸し器で加熱してました。土瓶を直火にかけるのは間違いで“あれじゃ土瓶焼きだ”と大将が言っておりましたが、ごもっとも(笑)。




お造りは鮑、のどぐろ、おこぜ、車海老など。おこぜのプリプリ感がすばらしい。ちなみに既にシャンパンは終了して賀茂鶴へ移行済み(笑)。




季節のひと皿。鱧の子の塩辛、なめこの山葵漬け、サーモンと梨、昆布巻きなど。右下にお月様とうさぎがいます。



 
焼き物はマナガツオ、立派なとこぶしと広島牛。とこぶしは軟らかく素揚げしたものに豪快にかぶりつくのだが・・・ここは切ってくれたほうが良かったかも。




そして〆は、美味しいご飯に鯛そぼろと具だくさんみそ汁。



最後はここだけいつも洋風のデザートで終了。


この日もカウンターで、大将といろいろお話しながらの食事でした。料理のこと、食材のこと、広島の歴史のことなど勉強になることしきり。美味しい料理をいただいたうえに貴重なお話も聞けて、なんとも贅沢な時間を過ごすことができました。また近いうちに、冬の食材楽しみに行きますね。