【7月15日(土)】
季節ごとに、その旬の食材を味わいたいお店、喜多丘 。この日は鮎と鱧をリクエストして、夏を楽しんできました。
自家製梅酒に続いて出されたひと品目。梶の葉の下に隠れていたのは・・・
金時草とウニの餡かけ。出汁の効いた餡にはくらげが入ってて、歯応えが楽しい。
お酒は獺祭の磨き2割3分を持込みました。これだけでぐいぐい飲めてしまう。ヤバイお酒です(笑)。
椀物は鱧、焼茄子、新生姜の豆腐にジュンサイ。いつもながら、ここの出汁は秀逸ですな。
開けてみると、中には鱧チップ、肝と枝豆、海老と穴子とゴボウ、タコとキュウリを煮たもの、マナガツオの西京焼きがひと口ずつ。視覚的にも鮮やかで、すばらしい演出です。
鮎は琵琶湖産。頭から食べられるサイズのものを揃えて仕入れてとのこと。苦味は少なく、でも青い香りは一人前で、小さくてもしっかりた鮎でした。
これを豆乳でしゃぶしゃぶです。大将自ら作ってくれました。
丁寧に骨切りされた鱧に、豆乳のコクと玉ねぎの甘さが纏わりついて、さっぱり系が一般的な鱧しゃぶとは全く異なる味わい。これまた新しい美味しさを知ってしまったなぁ(笑)。
最後はトウモロコシのプレスが乗った、冷たいデザートでさっぱりと。
さすが喜多丘さん。鮎も鱧も、もちろんその他の料理も、いい意味で期待を大きく裏切る内容で、大満足の宴となりました。さぁて、秋は何を食べに行こうかな(笑)。