【6月15日(木)】
ボクはお店の新規開拓にはかなり消極的で、普段は行きつけのところを回遊するだけなのだが、この日は珍しくチャレンジしてみました(笑)。
お店は薬研堀の割烹“玉の ”。ここに月替りワインコースというのがあって、懐石料理にグラスワインをペアリングしているらしい。ミシュランで星取ってるし、ちょっとだけ期待して出かけたのでした。
先付けはトウモロコシのかき揚げ、同じく白和え、稚鮎の甘露煮、滝川豆腐。合せたのはLebeaultのスパークリング。凝ったグラスにちょっとびっくり。
合せたのは鱧の湯引き。力強いワインにやや押されぎみかな(笑)。
銀鱈の幽庵焼きにはカリフォルニアの赤。ジンファンデルにしては軽く上品だけれども、脂のある白身との相性は???。2杯目の濃厚白のほうが良かったかもね。
う~ん、料理もワインも悪くはないが、ワインコースというにはどうかなぁ。特にワインを意識したメニューではないし、ワインが寄り添ってるかといえばそうでもない。大将はいつもの料理を作り、ワイン好きの女将さんが飲みたいものを自慢のグラスで持ってきた、みたいな感じ。料理がサーブされるタイミングにもストレスを感じることが多く、心底楽しめたディナーとはなりませんでした。残念。
あ~ぁ、これでまた新規開拓がコンサバティブになるなぁ(笑)。