玉の | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【6月15日(木)】

ボクはお店の新規開拓にはかなり消極的で、普段は行きつけのところを回遊するだけなのだが、この日は珍しくチャレンジしてみました(笑)。

お店は薬研堀の割烹“玉の ”。ここに月替りワインコースというのがあって、懐石料理にグラスワインをペアリングしているらしい。ミシュランで星取ってるし、ちょっとだけ期待して出かけたのでした。

 

先付けはトウモロコシのかき揚げ、同じく白和え、稚鮎の甘露煮、滝川豆腐。合せたのはLebeaultのスパークリング。凝ったグラスにちょっとびっくり。



2杯目は熟成感のある、濃厚なスペインの白。



合せたのは鱧の湯引き。力強いワインにやや押されぎみかな(笑)。



次は揚げだし豆腐。



大根や薬味をぶっかけていただきます。



そしてこちらにはボルドーのロゼを。



銀鱈の幽庵焼きにはカリフォルニアの赤。ジンファンデルにしては軽く上品だけれども、脂のある白身との相性は???。2杯目の濃厚白のほうが良かったかもね。



ゴーヤと生ハムのサラダ。



最後は豆腐ステーキと



テンプラニーリョ100%のフルボディ。



〆のご飯はチーズとデザートワインに変えてもらいました。


う~ん、料理もワインも悪くはないが、ワインコースというにはどうかなぁ。特にワインを意識したメニューではないし、ワインが寄り添ってるかといえばそうでもない。大将はいつもの料理を作り、ワイン好きの女将さんが飲みたいものを自慢のグラスで持ってきた、みたいな感じ。料理がサーブされるタイミングにもストレスを感じることが多く、心底楽しめたディナーとはなりませんでした。残念。


あ~ぁ、これでまた新規開拓がコンサバティブになるなぁ(笑)。