読書感想(138)「走ル◆羽田圭介」走ル 羽田圭介著 河出文庫 2017.4.26読了 ☆☆☆ 何とも軽い、薄っぺらな作品です。高校生が自転車で東北地方を走る、という設定は悪くないが、それだけ。インパクトのある出来事もなく、自転車で走るのと、同級生とメールをやりとりするだけ。同じロードノベルでも“男たちは北へ ”のようなスリルも感動もなく、退屈な1冊です。