読書感想(124)「シャイロックの子供たち◆池井戸潤」 | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

シャイロックの子供たち

池井戸潤著

文春文庫

2016.12.7読了

☆☆☆




シャイロックは、あの「ヴェニスの商人」に出てくる悪名高い金貸しで、その子供というのは、銀行で融資を扱う行員たちのこと。ある銀行の支店で発生した不可解な出来事を辿っていくと、とんでもない不祥事につながっていた、というお話。しかし著者が描く銀行は、すさまじい人間関係の坩堝なんだよね。面白くなくはないけど、ちょっとボクには合わないな。半沢直樹 シリーズほどの爽快感もないし。また「下町ロケット 」みたいな作品を読みたいです。