読書感想(120)「生物と無生物のあいだ◆福岡伸一」 | アルジャーノンにシャンパンを

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というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

生物と無生物のあいだ

福岡伸一著

講談社現代新書

2016.11.10読了

☆☆☆☆




新聞や雑誌やwebなどで、著者の文章は今までにも読むことはあって、「分かりやすくて、きれいな文章を書く人だなぁ、生物学者なのに」と思ってました。そんな福岡博士が、生物と無生物の違いって何だろう?、貝殻と石ころの違いは?というテーマについて、かなり専門的に考察してくれます。専門的と言ってもそこは福岡博士。いつものように分かりやすく、そして軽妙な表現で解説してくれるので、ボクのようなシロウトでもDNAのしくみやiPS細胞のことなどが、分かった気分になります(笑)。しかし生き物って、よくできてるな~というのが正直な感想。誰がこんな物作ったんだ!?となると、その答えは宗教にまで行ってしまうんだろうな。