読書感想(110)「フォルトゥナの瞳◆百田尚樹」 | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

フォルトゥナの瞳

百田尚樹著

新潮文庫

2016.7.19読了

☆☆☆☆



岩手への出張の行き帰りで一気に読み切りました。しかし切ない・・・切なすぎるなぁ、この物語は。実際の世界も同じように、無数の選択の繰り返しに、偶然に偶然が重なって進んでるのかもしれないね。表に出ない無数のサイドストーリーを従えて。ただ一つ言えるのは、この手の感動の物語を書かせると、著者は抜群にうまいということ。あのルックスや言動を思うとギャップがありすぎるが(失礼・笑)、いままで読んだ著者の作品でハズレがないのは事実です。