フォルトゥナの瞳
百田尚樹著
新潮文庫
2016.7.19読了
☆☆☆☆
岩手への出張の行き帰りで一気に読み切りました。しかし切ない・・・切なすぎるなぁ、この物語は。実際の世界も同じように、無数の選択の繰り返しに、偶然に偶然が重なって進んでるのかもしれないね。表に出ない無数のサイドストーリーを従えて。ただ一つ言えるのは、この手の感動の物語を書かせると、著者は抜群にうまいということ。あのルックスや言動を思うとギャップがありすぎるが(失礼・笑)、いままで読んだ著者の作品でハズレがないのは事実です。