1998年にツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアで優勝し、ダブルツールを成し遂げた伝説のクライマー、マルコ・パンターニ。圧倒的強さで人気絶頂のときにドーピング疑惑に巻き込まれ、精神を病み、34歳の若さで亡くなった。そんなパンターニの生涯を綴った映画が上映されてます。
http://www.pantani.euro-p.info/
横浜のジャック&ベティで1月9日封切りだったので、早速見てきました。
なのに、いきなりこんな画像ですいません(笑)。19:30~のレイトショーなもんで腹ごしらえしようと思ったら、映画館の隣に広島風お好み焼きの店がありまして・・・久々のオタフクソース、美味しゅうございました。
もちろんパンフレットは購入。先着100名に配られたバンダナもゲットできました。
映画のほうは(ちょっとネタバレ)、当時の記録映像を多用し、周囲の人やライバルだった選手達にパンターニ像を語らせるドキュメントです。若くして勝ち取った栄光、大事故による挫折、奇跡の復活からダブルツールの頂点へ上り詰めるまでを、ポイントになるレースを実況しながらトレース。そして後半は、1998年にツールを震撼させたフェスティナ事件を発端としたドーピング疑惑に巻き込まれ、苦悩する姿を描く。あまりに強いため、それを快く思わない人たちに嵌められた、という陰謀説をも示唆して、ちょっと重い雰囲気で終ります。
当時をリアルタイムで知るボクとしては、懐かしいレースシーンや選手の映像で楽しめたけど、純粋にロードレースの面白さを表現した映画ではないです。ロードレースファンというより、パンターニファンにお勧めの作品ですね。