読書感想(103)「禁断の魔術◆東野圭吾」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

禁断の魔術

東野圭吾著

文春文庫

2016.1.2読了

☆☆☆




ガリレオ先生の今までにない犯罪へのかかわり方、真犯人の意外さ、結果的に権力者は裁かれない理不尽さ等々がないまぜになった作品です。事件解決の爽快感も、ガリレオ先生の謎解きの感動も、希薄です。真相の解明を当事者に語らせるシーンが多いのも気になるところ。一般的なミステリーとして面白くなくはないのだが、著者の作品とこのシリーズには期待するとこ大なので、ちょっと辛口の評価になりました。