5月16~17日に千葉の幕張海浜公園で開催された、Red Bull Air Race 2015を観戦してきました。2日間通しのチケットを購入してたけど、土曜日がゴルフコンペ
になっちゃったので、見に行ったのは日曜の決勝だけ。まぁ、土曜は天気悪かったみたいだから、結果オーライかな。
日曜はピーカンで真夏のような暑さ。
11時頃会場に着いてまずは腹ごしらえ、と思いきや、どこの売店も長蛇の列。飲み物食べ物の持込みは禁止なので(ゲートでチェックがあった!)、会場内で買うしかないのに、これではね~。Lunchは早々に諦めました(泣)。
でも、水分は確保しなきゃまずいので、BACARDIのブースでモヒートを2杯ゲットして観戦エリアへ。
コースは海岸線と平行に設定されていて、写真の奥がStart&Finish地点。手前のほうへパイロンをクリアしながら飛んできて、右のほうでターンして戻って行きます。ボクが観戦したのはAエリアで、コースの中央からターンするあたりまで。広い砂浜に適当にスペースを確保して、モヒートで一息つきました。
そのころはまだ、前座のチャレンジャーカップやってました。これは若手パイロットの育成を目的としたエキジビジョンです。
それでも初めて見るホンモノは迫力満点。思ってたより近くを飛ぶのには驚きです。
そして午後1時から、いよいよ決勝のスタート。まず14名のパイロットが、トーナメント形式で勝ち上がっていきます。フライトは1回のみ。そのタイムで勝敗が決まります。そしてファイナリスト4人が1回ずつフライトして、ベストタイムのパイロットが優勝となります。
やっぱり本戦のフライトは全然違う!。まずはそのスピード。そしてパイロンをクリアするときのクイックなマシンコントロール。ギリギリを攻めるライン取りもエクセレント!。
唯一の日本人パイロット室屋義秀も、果敢なフライトで難なくベスト8に進みました。
ヒートとヒートの間には、いろいろなエキジビジョンが行われて、会場を盛り上げてました。
これはレッドブルの取材ヘリ。画像がリアルタイムで会場のオーロラビジョンに映し出されるので、映っているエリアは大はしゃぎ(笑)。
プロのウェィクボーダーによる華麗なパフォーマンスや
千葉消防のレスキューヘリによる、救難訓練の実演なんかも行われました。
その後も熱いヒートは続きます。レース中のフライトはもちろん興奮ものだけど、フィニッシュの後のパフォーマンスも楽しみのひとつ。そのまま何もせずにベースに引き揚げるパイロットもいるけど、ロールを繰り返したり、派手なループを決めたりすると、会場からはヤンヤヤンヤの大喝采。
そして始まったROUND8、室屋選手は残念ながらベスト8で敗退しました。対戦相手が結果的に優勝したポール・ボノムだったので、攻めに攻めたフライトは見てても分かったけど、ターンのときのGオーバーで失格とは・・・。勝負に出た結果なので悔いはないだろうけど、ベスト4には残ってほしかったな。
ちなみに優勝したポール・ボノムは、英国ブリティッシュエアウェイズのB747の現役パイロット。日本の航空会社じゃちょっと考えられないよね。
以前はCATVのスポーツチャンネルで観ていたエアレース。街中であんなコース設定は日本じゃ無理だよな、って思ってたけど実現するもんですね。羽田空港が近いのに、よくあんなところでできたもんだ。
最高におもしろいイベントなので、ぜひ来年も開催してほしいな。