広島に帰ると必ず行きたくなるのが、お気に入りのフレンチレストラン、ル・ココです。いつもは数名のグループでテーブル席なんだけど、この日はmywifeと2人で、初めてカウンターに座りました。
まずはシャンパーニュで乾杯!。
CHARTOGNE TAILLET
Cuvee Sainte Anne Brut
シャンパーニュのエレガントな香りはやっぱり好きだな。
いつもの“手で食べる”前菜。毎回工夫が凝らされてて楽しいです。
華やかな色どりが美しい野菜中心のメニュー。真ん中のお花みたいなズッキーニには、ホタテのムースが入ってます。
Jean Rijckaert Macon Villages 2010
フルーティなイメージのマコンにしてはちょっとミネラルっぽかったかな。
イサキの燻製。しっかりした燻香といんげん豆のソースで、香りが楽しめるひと品です。
DE MONTILLE 2008
酸味、果実味、ミネラル感などのバランスがいい印象でした。
アカハタのポシェ。スープの中にはモンサンミシェルのムール貝が入ってて、旨みたっぷりです。
Domaine des Bios Lucas
Blanc de Cabotier 2008
新井順子さんとこのビオワインです。やや樽香のある、自然派らしい味わいでした。
そしてメインは子鹿のステーキ。柔らかく脂身の少ない肉を、絶妙のソースが引き立ててます。ジビエの季節はもう少し先なのに、この時期にこんな鹿料理を出すとはさすがですね。
Chateau Poupille 2009
メルロー100%、果実味豊かで滑らか。あまり癖のない小鹿ステーキとは、いいバランスでした。
デザートはフランボワーズのアイス。
そして、フランボワーズつながりでお店が出してくれたのは、BINNERのオードヴィー。最後がキリッと引き締まって、とっても良かったです。
この日はカウンター席だったので、シェフやソムリエールさんとたくさん話ができてとても楽しかったです。
そしてシェフの浅田さん、4月にシンガポールで開催された国際料理コンクールで、前菜、メインの個人の部で、それぞれ金メダル銀メダルを獲得されたとのこと(オメデトウゴザイマス!)。恐らくコンクールに向けて大変な努力をされたと思うのですが、そのせいか今回いただいた料理、以前よりも確実にパワーアップしてると感じました。味はもちろん、盛り付け、色どりなど、いい意味で主張が強くなったというか、ハッキリしたというか。ま、ボクの個人的な感想ですけどね。
アットホームな雰囲気はそのままに、すばらしい料理と時間を提供してくれる、やっぱりル・ココはいいなぁ。
ル・ココ
http://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340101/34004915/