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この日は1日パリ観光です。
ホテルに朝食は付いてるんだけど、パリに来たらカフェで朝食を、ということで近くのお店に。
ボクは熱々のカプチーノとパニーニを食べたよ。
ボクたちが泊っているホテルの、最寄りの地下鉄の駅はバスティーユ。
昔歴史の授業で習った、“バスティーユ牢獄の襲撃事件”のバスティーユね。
地下のホームには、当時の牢獄の壁の一部が保存されてました。ということは、昔の地上は今よりかなり低かったってこと?。
牢獄のあったところには、現在は7月革命記念柱が建ってます。
どの地下鉄の駅にもあったUNIQLOのポスター。すごいぞUNIQLO!(笑)。
地下鉄でルーブル駅まで行き、まずはルーブル美術館へ。
ルーブル美術館はなんと言っても広い。主要作品を見て回るだけでも数日はかかるとのこと。なので、半日しか時間のないボクたちはあらかじめ見たい作品を決めておいて、そこに行く途中の作品をついでに鑑賞する、という作戦で臨みました(作戦という程のものか・笑)。
これは外せない「モナ・リザ」
さすがにここは、すごい人だかり。「モナ・リザ」意外とちっちゃいです。
「モナ・リザ」の対面にあるヴェロネーゼの「カナの婚宴」は、ルーブルで一番大きな絵画。
続いて「ミロのヴィーナス」
後ろ姿は・・・半ケツです(笑)。
古代エジプトのスフィンクス(みたいなの)もありました。
ルーブル美術館は、もともとルーブル宮という宮殿でした。美術館のリニューアル時に当時の城壁が地下から発掘されて、今はそのままの形で展示?されてます。
シュリー翼2階からの景色。
ルーブルと言えば、あの“ダ・ヴィンチ・コード”の舞台になったところ。このガラスのピラミッドをはじめ小説に出てきた作品や場所が見れて、そういう面でも楽しめたよ。そういえば逆さピラミッドを見なかったな。
ルーブルを鑑賞したあとはセーヌ川右岸をブラブラ歩いて、途中の橋を渡ってノートルダム大聖堂へ行きました。
13世紀ころ150年以上もの歳月をかけて建てられた、ゴシック建築の最高傑作といわれる建物です。しかし建築に150年って・・・。
尖がったアーチ状の天井はゴシック建築の特徴のひとつ。この構造で天井部分の重量を軽くすることができるそうです。
そしてもうひとつの特徴は、飛び梁と呼ばれる、外壁を外から支えるつっかえ棒みたいな構造。軽い天井と飛び梁のおかげで、壁を薄くし大きな窓を開けることが可能になり、それで立派なステンドグラスが使えるようになったということらしい。
セーヌ川にかかる橋から見た、ノートルダム大聖堂の裏側。キリスト教じゃないボクは、その宗教的重要性より建築構造物のすばらしさに興味があったな。何百年も前にこんなの設計するって、すごいことだよ。
ちなみにその橋の欄干は、こんなことになってました。日本でもテレビドラマの影響で、同じようなところがあったような・・・。
ちょうど昼時になったので、モッツアレラとツナのサラダで軽めのランチ。
たまたま通った路地で見つけたチーズ屋さん。すばらしい品揃え。自分用にコンテとシェーブルを買ったけど、帰って食べてみてその美味しさにびっくり。今まで食べたチーズの中でいちばん美味しいんじゃないかと思うほどだったよ。
さて次は本日の最後の目的地、エッフェル塔です。
近くの駅まで地下鉄で移動し、シャン・ド・マルス公園からアプローチ。ここはエッフェル塔を眺めるベストポイントですね。
予想はしてたけど、2階の展望台に登るエレベータは長蛇の列。1時間以上しっかり待たされました。最上階の3階は、この日は入場制限がかかって入れず。
建築は1889年。たった25ヵ月で建てたというから、当時としてはすばらしい技術を持ってたんでしょうね。細かなトラス構造とリベットの数には、目が眩みそうでした。
正面の公園はシャイヨー宮。
セーヌ川の下流方向に広がるパリの街並み。
360°の大パノラマを見ると、待ってでも上ってきてよかったと思ったよ。
この日はパリで最後の夜だったので、ちょっとまじめなフレンチレストランでディナーすることにしました。
友人夫妻に連れてってもらったレストラン。場所はよくわかりません(笑)。料理は前菜、メイン、デザートをそれぞれ選択できるけど、メニューが読めないから全然わからん(笑)。友人に解説してもらって、なんとか見当をつけました。
ボクの前菜はイカ墨のリゾット。
ワインは白と赤を1本づつ飲んだよ。
メインは魚料理。肉厚の白身魚に、ベーコンや野菜のたっぷり入ったソースで、力強い味付けが印象的でした。
前菜もメインもみんなバラバラ。でもみんな美味しそう。フランスの人たちは食べる量が多いので、ボクらにとってはかなりガッツリ食べたって感じです。
デザートはチーズに変更してもらいました。これもけっこうポーションがでかい。
味、量、サービスとも大満足のフレンチディナーだったよ。ごちそうさまでした!。
さぁ、次はいよいよ最終日だぞ。