茅ヶ崎の駅ビルにある成城石井で、ちょっと変った飲み物を見つけました。
それはバジル・シード・ドリンク。
文字どおりバジルの種が入った、タイ原産のジュースです。いくつか種類があった中、無難そうなホワイトグレープをチョイスしました。
この不自然なまでに均一的な拡散具合が興味をそそりますね~。なんかカエルの卵みたい。軽くシェイクしても種の配置は変わらず。不思議な液体です。
休日の午後にノンアルコールはつまらないので、こんなもの作ってみました。
ピンク色の岩塩でスノースタイルにしたタンブラーにウォッカを注いで、ソルティドッグ風にしてみました。なぜソルティドッグかというと、ホワイトグレープをボクが勝手にグレープフルーツと勘違いしてたから。作ってから気付くという大マヌケでした(笑)。
なにか微生物の顕微鏡写真を見てるみたい。
ひと口飲んでみると、なんとも不思議な食感というか舌触り。バジルの種は水分を含むと周囲がゼラチン状の層に覆われるらしい。だから種同士がくっついたりせず、均一に拡散するんですね。そのゼラチン状のところはヌルヌル、種はプチプチでなかなかセンセーショナルな飲み物です。
味は少し甘めの普通のジュースって感じ。スノースタイルより、単純にジンなんかを割ったほうが美味しかったかも。
しかし、この見た目のインパクトと斬新な舌触り、カクテルの素材としては面白いんじゃないかな。たぶんシェイクしても大丈夫なので、ジンベースのショートカクテルで、ミントの葉っぱなんかを飾って“カエルノタマゴ”なんてネーミングしたら受けそうなんだけど。
これを読んでるバーマンの方、もしいたらチャレンジしてみません?(笑)。