読書感想(69)「オレたち花のバブル組◆池井戸潤」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

オレたち花のバブル組

池井戸潤著

文春文庫

2013.10.6読了

☆☆☆☆


アルジャーノンにシャンパンを

言わずと知れた、人気ドラマの原作本です。ここまで話題になると、さすがに放ってはおけません(笑)。ということで、会社の若いもんに借りて読みました。


前作 に引続き、勧善懲悪の痛快ストーリーです。ひとつ間違えれば恐喝になりそうな、強引な手段で窮地を脱し敵を追い詰めていく主人公。銀行から融資をうけるための企業のあの手この手、金融庁の検査に対する銀行のドタバタ、そして銀行内の強烈な人間関係。ボクにはまったくの異業界の話しなので、新鮮でもあり勉強にもなります。

ドラマのほうは見てないのでどんなストーリーか知らないけど、原作に忠実な内容ならそりゃヒットするでしょう。単純におもしろいから。


しかし・・・間違ってもあんな業界に入らなくてよかった、とつくづく思います(苦笑)。