読書感想(67)「怒れるおっさん会議◆田尾和俊 勝谷誠彦」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

怒れるおっさん会議 

田尾和俊 勝谷誠彦

西日本出版社

2013.9.15読了

☆☆☆☆


アルジャーノンにシャンパンを

さぬきうどんブームの火付け役で、現在四国学院大学教授の田尾和俊と、言わずと知れた辛口コメンテーター勝谷誠彦の対談本です。ボクの故郷香川を例に挙げて、ダメな行政、無能なマスコミ、そして無関心な有権者をリアルに分析、地方行政の危機的状況をロジカルに解説しています。

何かにつけ都合の悪いことはうやむやにする行政。本来はそのチェック機能のはずのマスコミも、グルになって世論をミスリードする。でも良識ある市民はその事実に気付き、そろそろ臨界点に達しようとしているから、この人たちの声がだんだん通るようになってきてるんでしょうね。

地方行政に係る人はもちろん、もっと小さな街興し的な企画に携わってる人たちも必読ですよ。

それにしても地元の議員さんたち、もっとまじめに仕事して香川をいい街にしてくれよ、ホンマに。