田尾和俊 勝谷誠彦著
西日本出版社
2013.9.15読了
☆☆☆☆
さぬきうどんブームの火付け役で、現在四国学院大学教授の田尾和俊と、言わずと知れた辛口コメンテーター勝谷誠彦の対談本です。ボクの故郷香川を例に挙げて、ダメな行政、無能なマスコミ、そして無関心な有権者をリアルに分析、地方行政の危機的状況をロジカルに解説しています。
何かにつけ都合の悪いことはうやむやにする行政。本来はそのチェック機能のはずのマスコミも、グルになって世論をミスリードする。でも良識ある市民はその事実に気付き、そろそろ臨界点に達しようとしているから、この人たちの声がだんだん通るようになってきてるんでしょうね。
地方行政に係る人はもちろん、もっと小さな街興し的な企画に携わってる人たちも必読ですよ。
それにしても地元の議員さんたち、もっとまじめに仕事して香川をいい街にしてくれよ、ホンマに。