読書感想(45)「真夏の島に咲く花は◆垣根涼介」真夏の島に咲く花は 垣根涼介著 講談社文庫 2012.10.3読了 ☆☆☆☆ フィジーは現在も軍事政権下にある。そのきっかけとなった2000年の民族派によるクーデターの時期に、フィジーで暮らしていた日本人の若者たちを題材にした小説です。ストーリーそのものはフィクションだろうけど、実際にこんな人たちもいたんだろうなぁ。インパクトのある作品ではないけど、人の魅力とはこんな形でもあるんだな、と思わせてくれた1冊です。