読書感想(41)「外科医 須磨久善◆海堂尊」 | アルジャーノンにシャンパンを

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ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

外科医 須磨久善

海堂 尊著

講談社文庫

2012.8.3読了

☆☆☆☆



アルジャーノンにシャンパンを


心臓手術の世界的権威で、バチスタ手術の第一人者でもある須磨久義の生い立ちを、医師であり作家でもある海堂尊がドキュメントしたノンフィクションです。

須磨医師については、10年以上前にNHKのプロジェクトXで見ていたのでなんとなくは知っていたけれど、本書を読んでプロ中のプロとはこういう人のことを言うんだな、と改めて思いました。

決して主流ではない道を進みながら、しかし実力はピカイチのため世界では注目され、海外で実績を積んで日本に凱旋する。凡人との違いは何か、それは志の高さなんでしょうね。

わが身に置き換えるにはあまりにレベルが違いすぎるけど、すばらしい刺激をもらえるいい本です。





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