読書感想(28)「鷲は舞い降りた◆ジャック・ヒギンズ」 | アルジャーノンにシャンパンを

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というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

鷲は舞い降りた

ジャック・ヒギンズ著

菊池光訳

早川書房

2012.4.18読了

☆☆☆☆


アルジャーノンにシャンパンを


第2次世界大戦末期、狂気のナチスドイツが企てた、チャーチル暗殺という大胆な作戦。しかも、あと1歩で目的を果たすところまで来ていた・・・これがノンフィクションだとしたらすごいことですね。

戦争では勝者敗者があり思想的な善悪もあるけど、与えられた使命を全うしようと全力を尽くす人々には、それらを超越した存在感というか説得力があると思うな。だからこの小説に登場するナチスの精鋭部隊は決して悪者のイメージではないし、著者もそんなスタンスで書いたんじゃないかな。

久しぶりに手に汗握る、迫力のある小説を読みました。かなりの長編なので、今回は途切れ途切れでしか読めなかったけど、もういちど今度は一気に集中して読んでみたいですね。


しかし栃木に転勤してきて読書量が激減したなぁ。原因は電車通勤から自動車通勤になったからなんだけど、帰って一杯飲むともうダメだし・・・。これは何とかせねば!。



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