この日は仕事帰りにラパンへ寄り道しました。といっても家を通り越して市内まで行かなければならないので、わざわざ行ったというのが正しいですが・・・。
いつものようにちょっと迷って(笑)目標の樽を見つけました。
ビルの5Fで隠れ家的な雰囲気です。
リニューアルしたと聞いてたんですが改装は厨房のみだったようで、店内は以前のままでした。狭いけど妙~に落ち着くいい空間です。
まずはシャンパーニュで乾杯!。
シャキッと辛口。ニューボトルだったので泡も力強く目が覚めそう(笑)。
見た目も美しい前菜盛り合せ。右下からサヨリのテリーヌ、ローストビーフの小松菜添え、アジのマリネ、ホタルイカとセロリラブ、菜の花とベーコンのケークサレ。テリーヌは薄味でとても上品、ローストビーフは小松菜で包んで食べるとさっぱりとして白ワインでもいけますね。
泡の次はブルゴーニュの白をグラスで。少しフルーティな香りと重めの味。美味しくて今日の料理にも合ってたので、つい2杯も飲んじゃいました。
白ワインに合わせて頼んだ2品。
スモークした牡蠣小町。牡蠣はオイル漬けになってます。付け合せはセロリラブが前菜と被るので筍に替えてくれました。
そして矢野さんちの野菜プレート。愛媛県のナイスベジタブルファームというところで栽培された珍しい野菜たち。これ、野菜の土臭い香りがして最高に美味しかったです。
この日はしっかりした赤が飲みたかったので、次は迷わずボルドーに。
牛フィレ肉のロースト。ソースは赤ワインベース。肉は柔らかく脂肪分が少なくてとても美味しいです。上に乗っかってる平たいのはペッパーでかなりスパイシーです(あたりまえか・笑)。細かく割ってお肉につけるとアクセントになっていいです。
赤2杯目もボルドーです。
Chateau Colombier-Monpelou 2007
デキャンタしてくれたけどやっぱ最初は硬かったですね。しばらく時間がたつといい香りにになっきました。
そして最後はチーズの盛り合せ。
美味しい料理とワイン、気配りの行き届いたサービス、こじんまりとして落ち着く雰囲気、このお店はシェフやスタッフとの距離が近いのがいいですね。
おかげさまで、この日も楽しいディナーをいただくことができて大満足でした。