日本のワインにはなかなか食指が動かないんだけど、「煙キッチン」でご一緒したOさんご夫妻が、信州のワイナリーを巡って仕入れてきたワインとなると話は別です。
このたび日本のワインと居酒屋料理の会を開催されるとのことで、迷わず参加してきました。
場所は幟町の「柚子の小路」。初訪問なのでどんな料理が出てくるか楽しみです。
2011 Lumiere CIDRE
山梨県産つがるりんご100%使用。
アルコール度数6%で軽~く、すっきり。
エチケットの形がいいね。
この方、岡山にあるサッポロワイナリーに通って、ブドウの収穫からワインの仕込みまでを体験され、そのとき瓶詰めされたワインを持ってきてくれました。
自分の名前の入ったオリジナルのエチケットがいいですね。柑橘系強めのシャルドネで、料理に合わせやすい感じかな。
そして信州ワインの1本目は、ウエルカムワインと同じ、ルミエールワイナリーの甘口です。
2011 Lumiere Frere MILLS
ミルズという珍しい品種のワインでバラの香りが印象的。透明感のある甘さで、料理にも違和感なく合ってました。
前菜3品。牛蒡の天ぷら、かぼちゃのそぼろ餡かけ、枝豆。
今回、メニューを記録するの忘れてしまったので、細かいところは間違ってるかもしれません・・・。
信州2本目もルミエール。
2003 Lumiere 石蔵和飲
品種はマスカット・ベリーAで16ヵ月熟成のあと瓶詰めされてます。やや個性のある香りと若干の甘い果実味。さてどんな料理に合うか・・・ここまで出てきた中ではかぼちゃかな?。
茄子の肉味噌チーズ田楽。茄子の中は肉味噌でジューシー、チーズもたっぷりで意外とボリュームあります。
ここからはワイナリーが変ってタイヤモンド酒造。
2009 ダイヤモンド酒造 甲州樽発酵
樽発酵といっても樽香は強くないです。それより酸味が効いててすっきりしてました。
次は赤。
2009 ダイヤモンド酒造 ますかっとベリーA Y3cube
濃い紫色で香りは一瞬ガメイか?という感じですが、飲んでみるとやっぱりベリーAです(笑)。しかし、日本のワインというイメージとはかけ離れた完成度ですね。
雲丹とホタテとほうれん草のバター炒め。
そしてこの日のmybestだったワイン。
2010 ダイヤモンド酒造 Ch
シャルドネ100%、ノンフィルター、澱引きなし。
これ、ブラインドで出されたら、ボクは自信を持ってブルゴーニュ!って答えてます(笑)。日本でもこんない美味しいシャルドネがあるんですね。大発見でした!。
2007 信濃ワイン 信濃桔梗ヶ原メルロ
丁寧に作られた上等なメルローワインって感じで文句なく美味しいです。これもボクの中の日本ワインのイメージを遥かに凌駕してました。
蓮根とえびのげんこつまんじゅう。中にでっかい蓮根まんじゅうが入ってます。
このあと柚子シャーベットのデザートがありました。
最後は甘口デザートワインです。
2010 岩の原ワイン レッド・ミルレンニューム
またまた聞き慣れない品種のワインです。
りんごのような香りで、飲んでみると上質な蜂蜜のような甘さ。あまり余韻を引きずらず、そこが上品でいいですね。
今回は目から鱗が落ちたワインが2~3本ありました。日本のワインでも美味しいのはありますが、こんなに日本ワイン離れ?したのを飲んだのは初めてした。
貴重な日本ワインを飲むことができて、ほんとに今回は参加して良かったです。
料理は居酒屋メニューということでちょっと強めの味付けだったけど、どれも丁寧な仕事がしてあって好印象でした。また機会があれば来たいですね。
知り合いのワイン仲間たちともいろいろお話できて、とても楽しいひと時でした。
Oさんご夫妻、誘っていただきありがとうございました!。
また、よろしくお願いしますね~。