石鎚山を自転車で登りました。 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

第1回石鎚山ヒルクライムレースに参加しました。

http://extyle.info/ishizuchi_hillclimb/


「四国のてっぺんクラス」にエントリーしてたんだけど、ここのところずっとそれを後悔してました。

というのも、先週走った野呂山のタイムを元に石鎚山のコースを距離換算すると67分かかる計算になる。「四国のてっぺんクラス」のタイムリミットは70分。これってまずいんちゃう?。はたして最大のライバルはタイムリミットということに・・・やっぱりエントリーするクラス、間違えたなぁ。


ともあれ、土曜日の午後、家を出発して石鎚山に向かいます。

先々週は自転車で渡ったしまなみ海道を車でぶっ飛ばして愛媛県へ。


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河内インターを降りてR494入ってからは、こんなぐねぐねの山道が40km以上続きます。

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出発してからノンストップで4H。あ~疲れた。

スタート会場は石鎚スカイラインの登り口。付近は面河渓という、携帯もつながらない山の中。渓流がとてもきれい。
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これはスタートゲート。石鎚スカイラインの料金所跡です。


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受付でエントリーを済ませて今夜の宿泊場所「国民宿舎面河」へ。

ここで、高校時代の同級生、KZくん、AKくんと合流。KZくんはてっぺんクラス、AKくんは年齢別クラスにエントリー。夜はプチ同窓会で楽しく過ごしました。



さてレース当日。朝6時過ぎからウォームアップ開始して、7時前にはスタート会場へ。

今回のレース、意外と注目度は高いようで、TVカメラは入ってるし、funrideなどの自転車雑誌もいくつか取材に来ています。さらにメーカー専属の有名選手達も来ていて、もちろん彼らもてっぺんクラスを走ると聞いて、スタートを前にますますブルーになってしまうのでした。


コースは前半と後半に分かれていて、前半は6.2km、間に3.7kmのタイム無計測の移動区間をはさんで後半7.4km。この合計13.6kmのタイムを競います。スタート地点の標高642mからゴール地点の1492mまで標高差850m、平均斜度7.4%の登坂です。


8時ちょうど、中村愛媛県知事の号砲でてっぺんクラスのスタート。

いきなり大部分の選手はダンシングでダッシュをかけますが、そんなのに付いて行っては後が持たないのでここは冷静にマイペースで走ります。周りにはボクと同じような作戦?の人が数名いて、あっという間に最終集団が形成されました(笑)。


しばらくすると、てっぺんクラスにエントリーの勇敢な女子選手2名が、なぜかボクの後ろにピッタリ着いてきます。できればボクが後ろ着きたいんだけどなぁ(^_^;)などと考えつつ、先行集団から脱落してきた数名をパスしてその後もマイペースで登り続けます。そしてコースの半分くらいまで来たところで先行してたKZくんを発見!。このペースだとすぐに追いつくな、と思っていたけど100m差くらいになってからなかなか縮まらない。結局追いつかないまま前半終了。


移動区間は途中で補給をして、ゆっくり走って心拍を下げます。

ふと前方の山を見ると遥か上のほうにガードレールが・・・。えっ、もしかしてあそこまで登るん?。心理的にプレッシャーかけるには絶好の景色でした(>_<)。


そして後半戦のスタート。ボクは相変わらすマイペース、後ろにKZくんがぴったり付いてきます。このコース、平坦になるところがほとんどないため休めない。しかもはじめて走るのでペース配分もわからない。心拍計見ながらペースをコントールするけど、残り半分を過ぎたころからは周りを見る余裕もなくなり、もうほとんどアスファルトしか見てません。心拍は常時180超!。沿道にはスタップの方がたくさんいて、声をかけて応援してくれるのがすごく励みになります。


ラスト500mの看板を過ぎたあたりからスパートの掛け合いになったけど、結局どちらもゴールまでペースを維持できず無駄な体力を使っただけに(笑)。ゴール近くではたくさんの人が大声で応援してくれてて、足はまったく動かないのに気持ちだけはトップ争いしてるようなハイテンション。やっぱり周りからの声援はいいですね。ありがたいです。そして最後は止まりそうなスピードでフィニッシュラインを切りました。もう限界。全力出し切ったぞ~!。


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ゴール地点はこんな感じ。

標高が高いのでとても寒いです。吐く息が白かったりして。

ウインドブレーカー着込んでレッグウォーマー履いて下山に備えます。

途中パンクして遅れてフィニッシュしたAKくんを待って、集団でゆっくり下ります。
確かにこのコース、下りで飛ばしてコースアウトしたらまずいわな。カードレールの向うは断崖絶壁。
スタッフの先導付で正解です。


スタート地点の会場まで戻ってきたら、うどんが振舞われました。

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寒いし、お腹減ってたし最高でした!。


その後会場でしばらく時間をつぶした後、昨夜泊まった国民宿舎に戻り入浴。

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しっかり暖まって疲れをとって、また4Hかけて帰りましたとさ(*_*)。



いや~ヒルクライムレース、おもしろかったです。何より登りきったあとの達成感が大きい。それにスピードが出てないので落車の心配もないしね。走ってるときは「もういや!」って思ってたけど、帰る頃にはバイクの軽量化を真剣に考えてました・・・。


それと今回の大会、規模の割には協賛企業やメディアの参加が多く、地元がとても力を入れてるのがわかりました。

また、スタッフも地元のクラブのメンバーがたくさん参加していて、みんなで大会を成功させよう!という意気込みが伝わって、とても気持ちのいいイベントでした。

ぜひ来年以降も続けてほしいですね!。


自然の中のイベントということもあって、大会運営車両は全て電気自動車。

現在国内で販売されてる電気自動車が勢揃いしてました。
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これはコペンのEV。カッコいい・・・。
 

ところで順位はどうだったか、って?。

ライバルはタイムリミットだったので、一応ボクの勝ちということで・・・。

来年は年齢別クラスに天下りします(左遷という説もある・・・)(^-^)/。


本日のコース

[Ride with GPS]

https://ridewithgps.com/trips/45644892?privacy_code=1O3iwwCYhdhxz7KU


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