清晨 古寺に入る 初日 高林を照らす

竹径 幽処を過ぎ 禅房花木深し

山の光が 鳥を悦ばせ 潭影 人心を空しくす

万籟 此の寂しさを(とも)にし

唯 徐鎮磐音(Save for the tolling of bell)

 

清晨:早朝 潭:池 万籟:多くの墓 倶:ともに

 

 

十年 曽って 一別す

征路 此 相逢う

馬首 何処へ向くや

夕陽に 千万峰

 

Yoshiのつぶやき】

夕陽に千万の峰を見ている。

過って このような 場面が何度か 有ったな

と思い出す。

 

去年 今日 此門の中

人面 桃花 相 紅に映つる

人面 何処に去りしか知らず

桃花 依旧(いぜん)として 春風に笑う

 

Yoshiのつぶやき】

『行川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず

淀みに浮かぶうたかたは かつ消え、かつ結びて

久しく留まりたるためし無し』

ちょっと違うかな!